群馬高専“1年生4番”生田が決勝3点二塁打「自分が打って決められて良かった」

2023年07月09日 04:30

野球

群馬高専“1年生4番”生田が決勝3点二塁打「自分が打って決められて良かった」
<群馬高専・渋川工>7回、勝ち越し二塁打を放った群馬高専の生田(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権群馬大会1回戦   群馬高専8―6渋川工 ( 2023年7月8日    上毛新聞敷島 )】 今春に加わった頼れる主砲の一打で開幕戦を制し、5年ぶりの夏勝利をつかんだ群馬高専。同点の7回2死満塁から中越えに決勝の3点二塁打を放った「4番・一塁」の生田凌健(1年)は「自分が打って決められて良かった」と胸を張った。
 1メートル80、90キロとチーム内ではひときわ目立つ存在。実は一度、春夏通算8度の甲子園出場を誇る前橋商へ入学したが「夢を諦められなかった」と昨年10月に退学。東海道新幹線の車窓から景色を眺めることが趣味な「乗り鉄」を自負するほど好きな鉄道関係の仕事に就くため、再び受験し今春から同校の環境都市工学科へ入学した。

 1年ながら実質2年で今では誰もが認める4番は「最高の勝ち方になった」と笑う。甲子園出場の前に掲げる過去最高の3回戦突破へ、快調な出発だ。

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