エンゼルス指揮官、大谷の後半戦初戦先発を明言「現役最高の選手…ショウヘイが金曜日にいく」

2023年07月09日 17:21

野球

エンゼルス指揮官、大谷の後半戦初戦先発を明言「現役最高の選手…ショウヘイが金曜日にいく」
フィル・ネビン監督 Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス5―10ドジャース ( 2023年7月8日    ロサンゼルス )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が8日(日本時間9日)、本拠地ロサンゼルスでのドジャース戦に「1番・DH」で先発出場。7回の第4打席に5試合ぶりの本塁打となる32号2ランを放ち、今季11回目の1試合3安打“猛打賞”もマークして打率は・302に上昇した。チームは5―10で大敗して今季ワーストの5連敗、4月以来の借金1で前半戦を折り返すことになった。
 試合後、フィル・ネビン監督は、大谷について「現役最高の選手だ。チームの勝利に必要なことを理解してくれている」と称賛。オールスター戦(11日・シアトル)を挟み、後半戦は14日(同15日)から本拠地でのアストロズ3連戦から始まるが、ローテーションについて「ショウヘイが金曜日(14日)にいく。2戦目がデトマーズ、3戦目がタイラー(アンダーソン)の予定。グリフィン(キャニング)、サンディ(サンドバル)、バリアの順番はこれからだが、最初はこの6人で回す」と話した。また。チームの前半戦を振り返り、「不安定だった。けが人が多いが、それでもプレーオフに行くことは十分に可能だ。まもなくこの不調は抜け出せる」と話した。

 チーム勝率5割で迎えたこの日の前半最終戦で、大谷は初回無死の第1打席で中前打、3回の第2打席では右中間に今季メジャー最多6本目の三塁打。6回無死の第3打席は中飛だったが、7回2死一塁の第4打席で中越え32号2ランを放ち、米国時間5日に29歳を迎えたばかりで“29歳&ドジャースタジアム初アーチ”。飛距離は433フィート(約132メートル)で、打球速度は105・2マイル(時速約169・3キロ)、打球角度は29度。2日(同3日)のダイヤモンドバックス戦で右越えソロを放って以来5試合ぶりの本塁打で、両リーグ単独トップ、ア・リーグでは2位のロベルト(ホワイトソックス)に6本差と“キング独走”状態。シーズン58発ペースとなった。また、6月28日(同29日)のホワイトソックス戦で3安打して以来9試合ぶり今季11回目の1試合3安打で、あと二塁打が出れば、サイクル安打となったが、左腕ハドソンと対戦した9回1死満塁の第5打席は左犠飛だった。

 通算の打撃成績は、89試合で341打数103安打、32本塁打、71打点、打率・302、11盗塁、投手成績は17試合で7勝4敗、防御率3・32となった。

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