【甲子園】沖縄尚学8強一番乗り 東恩納は今夏初失点も完投勝利 ベスト8は2014年以来

2023年08月16日 10:02

野球

【甲子園】沖縄尚学8強一番乗り 東恩納は今夏初失点も完投勝利 ベスト8は2014年以来
<創成館・沖縄尚学>8回、沖縄尚学・大城和の適時打で生還し笑顔を見せる東恩納(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第10日 3回戦   沖縄尚学5-1創成館 ( 2023年8月16日    甲子園 )】 第1試合は沖縄尚学(沖縄)が創成館(長崎)との“九州対決”を制し、ベスト8に一番乗り。同校の夏史上最高に並ぶ9年ぶりの8強進出となった。
 0-0で迎えた7回、2死から9番・大城和平(3年)が左前打で出塁すると、1番・知花慎之助が左中間を破る二塁打を放ち、その間に一塁走者の大城が一気に生還。待望の先制点を奪った。8回には大城が走者一掃の適時二塁打を放つなど一挙4点を奪い、試合を決定付けた。

 投げてはミスターゼロことエース・東恩納蒼(3年)が走者を出してからギアチェンジする冷静な投球で創成館打線を7回まで無失点。8回2死二塁から相手4番・永本翔規(3年)に右前適時打を浴び、今夏初失点となった。

東恩納は今夏、沖縄大会5試合で3完封を含む31回1/3を無失点、甲子園でも初戦のいなべ総合戦(三重)で9回を1人で投げ抜き、完封勝利し、計40回1/3を無失点、防御率0・00を誇っていたが、初めてスコアボードに0以外の文字が刻まれた。それでも冷静に後続を断った。

 沖縄県勢の8強進出は2015年の興南以来となった。

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