【甲子園】創成館・稙田監督 ミスターゼロの東恩納から初得点に「最高。一番のゲーム」敗戦にも胸張る

2023年08月16日 10:44

野球

【甲子園】創成館・稙田監督 ミスターゼロの東恩納から初得点に「最高。一番のゲーム」敗戦にも胸張る
<創成館・沖縄尚学>戦況を見つめる創成館・稙田監督(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第10日 3回戦   創成館1-5沖縄尚学 ( 2023年8月16日    甲子園 )】 創成館(長崎)は沖縄尚学(沖縄)との九州対決に敗れ、同校初のベスト8進出はならなかった。
 楽天などでプロ通算414試合登板、41勝45敗、82セーブを記録した福盛和男氏を父に持つエース・福盛大和(3年)が相手エース・東恩納蒼(3年)と堂々の投げ合いを演じ6回まで無失点。ただ、7回2死から連打を浴び、先制点を許すと、この回限りで降板となった。後を継いだ永本翔規(3年)が8回に4点を失い、試合を決定付けられた。

 打線は0-5の8回2死二塁から4番・永本が右前適時打。今夏、沖縄大会から無失点だった“ミスターゼロ”こと東恩納から初めて点を奪ったが、反撃はこの1点にとどまった。

 稙田龍生監督は「試合の入りから中盤まで理想的な展開だった。とにかく1点を取ろうと、前半にチャンスがあったので、何とか1点がほしかった。向こうも素晴らしいピッチング」と相手エース・東恩納を称えた。その上で「終盤に1点取れたことがこのチームにとって、もう最高かなと思います。本当にこのチームにとって、一番のゲームじゃないかなと思いますね」と胸を張った。

 エース・福盛については「本当にいい意味で想定外のピッチングをしてくれた。この甲子園で今までの経験値が出たなと思いますね。本当に素晴らしいです」と称賛。「ランナーを出しても粘り強く投げることができました」とした。

 8回から継投したことに関しては「結果的に抑えてましたけど、ちょっと変化球、スライダーが浮いてきたので」と2番手・永本に代えた理由を語った。

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