【甲子園】沖縄尚学・比嘉監督 東恩納は「要所を締めたナイスピッチング」知花は「状態が良い」

2023年08月16日 10:35

野球

【甲子園】沖縄尚学・比嘉監督 東恩納は「要所を締めたナイスピッチング」知花は「状態が良い」
<沖縄尚学・創成館> 初回、ベンチから指示を出す沖縄尚学・比嘉監督 (撮影・須田 麻祐子)  Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第10日 3回戦   沖縄尚学5-1創成館 ( 2023年8月16日    甲子園 )】 第1試合は沖縄尚学(沖縄)が創成館(長崎)との“九州対決”を制し、ベスト8に一番乗り。同校の夏史上最高に並ぶ9年ぶりの8強進出となった。
 0-0で迎えた7回、2死から9番・大城和平(3年)が左前打で出塁すると、1番・知花慎之助が左中間を破る二塁打を放ち、その間に一塁走者の大城が一気に生還。待望の先制点を奪った。8回には大城が走者一掃の適時二塁打を放つなど一挙4点を奪い、突き放した。

 投げてはエース・東恩納蒼(3年)が8回に今夏初失点も冷静に最少失点で切り抜け、1失点で2試合連続完投勝利を挙げた。

 試合後、比嘉公也監督は途中まで無得点と攻略に苦しんだ相手エース・福盛について「もう少し変化球が多いのかなって戦う前は準備していたが、意外にストレートが多くて、変化球で上手くかわされた印象があります」とし、先制打の場面は「いい連打が出たので良かった」と安堵。知花を「ちょっと崩され気味ではあったけど、地方大会と違って状態がいいので、いい形で先制点を取ってくれた」と称えた。

 8安打を浴びながら1失点完投勝利の東恩納についても「初戦よりもストレートのボールが高く浮くのが多いかなって感じで、ちょっとベンチでは見てたんですけど、1点取られましたけど要所を締めたナイスピッチングだと思います」と評価した。

 比嘉監督は1999年春のセンバツでエースとして同校の優勝に貢献したが、同校の夏は2014年のベスト8が最高成績。それだけに「僕以上に生徒たちがまだ沖縄尚学が超えたことのないベスト8を超すんだと強い意気込みで頑張ってますので、生徒を信じて次も戦いたいです」と語った。

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