エンゼルス2連敗 借金ついに今季ワースト3 大谷「テキサスに来て」大合唱の中2試合ぶり安打も

2023年08月16日 11:48

野球

エンゼルス2連敗 借金ついに今季ワースト3 大谷「テキサスに来て」大合唱の中2試合ぶり安打も
<レンジャーズ・エンゼルス>初回、大谷は一内野安打で出塁する(撮影・沢田 明徳)  Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルスーレンジャーズ ( 2023年8月15日    テキサス )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が15日(日本時間16日)、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打で2試合ぶり安打をマークした。チームは3-7でレンジャーズに敗れて2連敗。借金は今季ワーストの3となった。
 相手先発はトレードデッドラインでカージナルスから移籍した左腕モンゴメリー。

 初回1死からの第1打席は2球目を強振。一塁深くに打球が飛び、大谷は俊足を飛ばして激走。ベースカバーに入ったモンゴメリーと競争となったが大谷が一歩早く到達し、内野安打とした。2死から4番・クロンの打席で二盗を試みたが阻止されて失敗。今季5度目の盗塁失敗となった。

 3回2死走者なしからの第2打席は一ゴロ。5回は1点返してなおも2死一、二塁のチャンスで見逃し三振に倒れた。5回の第3打席は見逃し三振。

 8回からは“メジャー最速”105・8マイル(約170・2キロ)を誇る35歳の左腕・チャプマンが登板。大谷との対決ではスライダー2球でカウント1-1となり、101・7マイル(約163・7キロ)の直球を決められて追い込まれた。続くシンカーを強振したが二ゴロに倒れた。

 大谷は今年4月22日に当時ロイヤルズに在籍したチャプマンと2年ぶりに対決しており、146キロのスライダーを打って遊飛だった。チャプマンは7月にレンジャーズへトレードで移籍していた。

 この日試合が行われた敵地・グローブライフ・フィールドでは大谷が打席に入ると、スタンドでは「OHTANI COME 2 TEXAS(大谷、テキサスに来て)」のボードを掲げるファンが出現。「Come to TEXAS!」と大合唱が起きた。

 前日14日(日本時間15日)のレンジャーズ戦ではサイ・ヤング賞3度受賞の剛腕シャーザーと対決し、3打数無安打。4試合ぶりのノーヒットに終わった。シャーザーとは21年の球宴以来、公式戦では初対戦。初回は内角カットボール、4回は低めカーブで2打席連続空振り三振。7回は初球のチェンジアップで三飛だった。

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