【甲子園】八戸学院光星・仲井監督「投手中心に守り切った」岡本&洗平の2年生Wエースねぎらう

2023年08月16日 16:42

野球

【甲子園】八戸学院光星・仲井監督「投手中心に守り切った」岡本&洗平の2年生Wエースねぎらう
<八戸光星・文星芸大付>6回、ナインを笑顔で迎える八戸光星・仲井監督(左)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第10日 3回戦   八戸学院光星6-3文星芸大付 ( 2023年8月16日    甲子園 )】 八戸学院光星(青森)が文星芸大付(栃木)を下し、4年ぶりの8強進出を決めた。
 初回、1点を先制されたもののその裏に3四球で満塁の好機をつくると、5番・藤原天斗(てんと、3年)が左前適時打。左翼手の失策も誘い、一塁走者まで一気に生還。一打で試合をひっくり返した。この回、青木虎仁(3年)にも中前適時打が飛び出し、一挙4点を奪った。4、5回にも1点ずつ追加した。

 投げては背番号10・岡本琉奨(2年)が8回途中まで3失点と粘投。8回1死一塁で後を継いだ背番号1・洗平比呂(2年)が後続を断ち、好救援した。

 試合後、仲井宗基監督は「戦う前から(文星芸大付は)非常に粘り強いチームと聞いておりましたので、最後まで気が抜けない試合だったんですが、それも想定して、しっかりと投手もつくっていましたので、勝ててほっとしてます」と安堵の笑み。2年生のWエースが継投しての勝利に「岡本に関しては、いつも立ち上がりがやや不安定なところがあって、今日も不安定なところが出てしまったが、1失点で済んだので、すぐ裏に4点取れたところで主導権を握れて何とか勝たせてもらいました」とした。

 洗平については「頑張って抑えてくれた」とし「守りもしっかりと集中してしのいでくれた。本当にたまたま勝たせてもらった形ですが投手中心に守り切った」と汗を拭った。

 打線は初回に3四球を選ぶなど、相手先発・渋谷のボールを冷静に見極め「好投手ですので、ストライクからボールになる変化球をどれだけ見切れるかを課題に練習してきました。それがしっかりやりきってくれたので、うちに勝機が転がり込んできたと思います」とうなずいた。

 4年ぶりのベスト8に「ここまで来たら、どこも素晴らしいチームばかりですので、次は3試合目、選手達が思い切り甲子園を楽しめるように準備したいです」と語った。

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