【甲子園】“広陵のボンズ”真鍋 延長10回敗戦、3回戦で姿消す 聖地で初アーチならず

2023年08月16日 14:24

野球

【甲子園】“広陵のボンズ”真鍋 延長10回敗戦、3回戦で姿消す 聖地で初アーチならず
<広陵・慶応> 9回無死一塁、広陵・真鍋は送りバントに失敗する (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第10日・3回戦   広陵3―6慶応 ( 2023年8月16日    甲子園 )】 大会第10日の第2試合では、今春のセンバツ4強で、夏は5年ぶり24回目出場の広陵(広島)が延長10回の激闘の末、3―6で5年ぶり19回目出場の慶応(神奈川)に敗戦。準優勝した17年以来6年ぶりの8強入りはならず、プロ注目の大砲で“広陵のボンズ”の異名を持つ真鍋慧(3年)は甲子園を去った。
 初回2死の第1打席は四球、3回1死二塁の第2打席は空振り三振、5回1死の第3打席は中飛、7回1死の第4打席は中前打、9回無死一塁の第5打席は、送りバントを見せたが、三飛に終わった。昨春、今春に続く3度の甲子園だったが、本塁打を放つことできなかった。

 広島大会6試合では、20打数5安打(打率・250)、1本塁打、5打点と本来の力を発揮できなかったが、甲子園初戦の11日の2回戦、立正大淞南(島根)戦では、走者一掃の左中間二塁打を放つなど4打数2安打3打点と活躍。大舞台に乗り込み、調子は上昇気流に乗っていたが、この日も待望の一発は出なかった。

 同じ左の大砲で、ともに下級生時から「高校四天王」として注目された花巻東・佐々木麟太郎内野手(3年)、九州国際大付・佐倉(人ベンに峡の旧字体のツクリ)史朗内野手(3年)も今大会に出場。佐々木は、3回戦進出を決めているが、本塁打はここまでなし。佐倉は、アーチがないまま、初戦敗退している。

 ◇真鍋 慧(まなべ・けいた)2005年(平17)6月17日生まれ、広島市安芸区出身の18歳。小1からソフトボールを始め、瀬野川東中では安芸リトルシニアに所属して投手などを務めた。広陵では1年夏から背番号3でベンチ入り。2年春に甲子園初出場し、3年春の選抜では4強入り。50メートル走6秒3、遠投105メートル。1メートル89、92キロ。右投げ左打ち。

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