オリックス・由伸 自責点0で負けた…17日に25歳誕生日“前祝い”ならず 痛すぎた頓宮2エラー

2023年08月16日 21:38

野球

オリックス・由伸 自責点0で負けた…17日に25歳誕生日“前祝い”ならず 痛すぎた頓宮2エラー
<オ・ソ>3回、失策も重なりピンチを招く山本(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス2ー3ソフトバンク ( 2023年8月16日    京セラD )】 オリックスは16日、本拠地・京セラドームでソフトバンクと対戦し、2―3の逆転負けを喫した。先発した山本由伸投手は(24)今季最短となる5回3失点(自責0)で5敗目(11勝)となった。
 8月に入って2試合に先発登板し、14イニングを投げて未だ無失点と安定感抜群の山本。17日に25歳の誕生日を迎える右腕だったが、自身の勝利で“前祝い”とはならなかった。

 今季4敗中2敗を喫しているソフトバンク打線を警戒してか、山本は2回に5月13日以来となる1イニング2四球を記録。それでも得点を与えないさすがの投球を見せた。だが、1-0の3回に安打と一失から2失点を許して今月初の失点。さらに4回には2死一塁から、左翼フェンス直撃の打球を放った柳田を二三塁間で挟んだものの、頓宮が二塁へ悪送球して一走・牧原大の本塁生還を許して3点目を失った。

 山本は球数が5回の終了時点で110球となったことで、昨年5月21日楽天戦以来となる今季最短の降板。5回3失点も自責点0ながら敗戦投手で連勝は2でストップし、6試合連続で続いていた7イニング以上を自責点2以下のハイクオリティースタート(HQS)も途切れた。

 援護したい打線は2回にソフトバンク先発・有原航平から先制点を奪ったものの、7回まで沈黙。8回に中川、森の連続長打で1点差。2死二塁から紅林が左前打を放ち、二走・森が一気に本塁を狙った。しかし、左翼手・近藤の好返球でタッチアウトとなり、同点とはならなかった。有原の前に8安打を放ちながらも要所を締められて2―3の逆転負けとなった。これで有原とは今季4試合対戦して1勝3敗、通算19敗目(9勝)を喫した。

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