オリックス・由伸 今季最短5回で降板 3失点も自責0で12勝目お預け、HQS途切れる

2023年08月16日 20:12

野球

オリックス・由伸 今季最短5回で降板 3失点も自責0で12勝目お預け、HQS途切れる
<オ・ソ>力投を見せる山本(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックスーソフトバンク ( 2023年8月16日    京セラD )】 オリックスの山本由伸投手(24)が16日、ソフトバンク戦(京セラドーム)に先発登板し、自責点0も5回3失点で12勝目はお預けとなった。
 8月に入って2試合に先発登板し、14イニングを投げて未だ無失点の山本だったが、味方の守備に足を引っ張られた。今季4敗中2敗を喫しているソフトバンク打線に今月初失点を与えたのは先制の援護をもらった直後の3回だった。

 先頭の三森が放った緩い二ゴロを、宜保が素手でキャッチを試みるもはじいた。二塁内野安打で走者を許すと、続く牧原大が放った強烈な一ゴロを頓宮がはじく一失で無死一、二塁のピンチを迎えた。

 柳田、近藤を連続三振に斬って2死までこぎつけるも、中村に四球を与えて満塁。6番・柳町に1ボール2ストライクと追い込みながらも4球目に中前打を浴びて2点を奪われて逆転を許した。

 さらに4回にも不運が待っていた。2死一塁から柳田に左中間フェンス直撃の打球を浴びた。この打球に一走・牧原大が三塁でストップしたが、柳田は本塁へ突入したと勘違いして二塁を蹴った。中継に入った頓宮が柳田に詰め寄り、二塁へ送球。チェンジかと思われたが、この送球がまさかの悪送球。牧原大が本塁へ生還して3失点目となった。

 粘り強く投げた山本だが、球数が増えたこともあり今季最短となる5回降板で、7イニング以上を自責点2以下のハイクオリティースタート(HQS)が6試合連続で途切れた。5回110球を投げ、7安打5奪三振3四球3失点(自責0)だった。

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