大谷翔平「COME TO TEXAS」舞台裏 SNSで呼びかけ200人超集結「今は敵でも…」

2023年08月16日 21:49

野球

大谷翔平「COME TO TEXAS」舞台裏 SNSで呼びかけ200人超集結「今は敵でも…」
<レンジャーズ・エンゼルス>初回、大谷の打席で「テキサスに来て」とボードを掲げるレンジャーズファン(撮影・沢田 明徳)  Photo By スポニチ
 エンゼルスの大谷翔平投手(29)は15日(日本時間16日)、レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場し、4打数1安打だった。チームは2連敗で今季最多の借金3。ワイルドカード圏内はついに8ゲーム差へと開いた。
 敵地グローブ・ライフ・フィールドの中堅右に陣取ったレンジャーズファンのボルテージは初回から最高潮だった。ボードを掲げながら「COME TO TEXAS」の大合唱。大谷は表情ひとつ変えずに、打席に向かい先発左腕モンゴメリーから快足を飛ばし一塁内野安打を勝ち取った。

 ボードを掲げて声援を送った16歳のキャッシュくんは「今は敵でも彼が打席に入れば僕たちは熱狂するんだ。だから“COME TO TEXAS”のボードを翔平のために掲げるんだ」と興奮気味に語った。

 突如、敵地に出現した“大谷応援団”は、レ軍ファンを中心にフォロワー5万人を誇るインスタグラム「RANGETS.NET」のメンバー。リーダーのケイデン・フーチさんは「ゴールはプレーオフへ行くことだがとにかく楽しみたかった」。フーチさんの呼びかけでこの日は200人以上が集結したという。

 打席ごとに熱烈コールを受けた大谷はその後は一ゴロ、三振、二ゴロ。6回の第3打席では「WE WANT SHOHEI!」とラブコールはヒートアップし、自ら「COME 2(TO) TEXAS」のボードを掲げ声を枯らしたアンディ・グリーンさん(20)は「彼がもしテキサスに来たら僕の人生はスーパーエキサイトなものになる。来て欲しい」と熱く語った。

 今夏の球宴が行われたシアトルでは「COME TO SEATTLE」、「WE WANT SHOHEI」の大合唱。7月末のアトランタでもファンが「WE WANT SHOHEI」と叫んだ。エ軍は連敗を喫し借金3は今季最多。ワイルドカード圏内は8ゲームまで開いた。遠征各地で大谷への「COME TO」の大合唱が広がっている。(アーリントン・笹田幸嗣通信員)

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