【甲子園】神村学園 あと一歩及ばず悔し涙、2回に先制も3回に勝ち越し許し…反撃届かず

2023年08月21日 11:24

野球

【甲子園】神村学園 あと一歩及ばず悔し涙、2回に先制も3回に勝ち越し許し…反撃届かず
<仙台育英・神村学園>5回、神村学園・増田の適時打で生還する今岡歩(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第13日・準決勝   神村学園2―6仙台育英 ( 2023年8月20日    甲子園 )】 大会第13日の準決勝第1試合では、4年ぶり6回出場の神村学園(鹿児島)が2―6で、昨夏に東北勢初の甲子園大会優勝を果たした仙台育英(宮城)に敗戦。夏の甲子園で初めての決勝進出はならなかった。
 2回1死一、二塁から松尾龍樹(3年)の左越え適時二塁打で先制。4点を追う5回2死二塁からは増田有紀(2年)の右前適時打で1点を返し、追撃したが届かなかった。

 先発したエース右腕・松永優斗(3年)は鋭いスライダーを中心とした投球で、準々決勝までの4試合で40得点の仙台育英打線に挑んだが、2回に1失点して同点に追いつかれたところで、左腕・黒木陽琉(3年)にスイッチ。黒木は3回に3安打と守備の乱れで4点の勝ち越しを許したが、4回以降は粘りの投球を見せた。

 勝利すれば、鹿児島県勢としては1994年に準優勝した樟南以来29年ぶりで、鹿児島代表として甲子園春夏通算100勝目だったが、あと一歩及ばなかった。

 試合後、小田監督は「2回に1点を取った後、2―0にできたかどうかで勝敗が分かれてしまった」と第一声。「あの残したランナーをもう少し攻撃的にいって、次の点が取れていれば」と振り返り、仙台育英の投手陣について「想定した通り、やはりいい投手でした」と話した。初の4強入りしたナインについては「選手たちは大会を通して成長してくれました。特に5試合でエラーが2つ。本当に成長してくれました。これを生かして次のステップに進んでもらいたいです」と話していた。

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