【甲子園】慶応・森林監督「笑っちゃうくらい苦しい試合」春敗れた仙台育英に「集大成で全力で」雪辱誓う

2023年08月21日 14:27

野球

【甲子園】慶応・森林監督「笑っちゃうくらい苦しい試合」春敗れた仙台育英に「集大成で全力で」雪辱誓う
<慶応・土浦日大>「森林が足りない」コールに笑みを見せる慶応・森林監督(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第13日・準決勝   慶応-土浦日大 ( 2023年8月21日    甲子園 )】 準決勝第2試合は慶応(神奈川)が土浦日大(茨城)を下し、決勝に進出。1916年の第2回大会以来、107年ぶりの日本一に王手をかけた。
 慶応は2回2死二塁から先発・小宅雅己(2年)の中越え適時二塁打で先制。6回には1死三塁から主将・大村昊澄(3年)の右前適時打で貴重な追加点を奪った。小宅は投げても土浦日大打線相手に最後まで1人で投げきり完封勝利を挙げた。

 森林貴彦監督は「笑っちゃうくらい苦しい試合でした。でも楽しい試合でした」と笑顔。完封勝利したエースを「小宅1人はあまりイメージしてなかったのですが、代え時がなくて小宅に負担をかけた素晴らしいピッチングでした」と称賛した。

 決勝は連覇を目指す仙台育英(宮城)と戦うこととなった。慶応は今春のセンバツ初戦で仙台育英と対戦も延長10回にサヨナラ負けを喫し惜しくも敗れた。それだけに指揮官は「サヨナラ負けで悔しい思いをしている。素晴らしく強いチームと分かっているので、このチームの集大成で全力でぶつかりたい」と意気込んだ。

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