【甲子園】慶応・大村 スクイズ失敗→適時打に「必死に食らいついた」仙台育英と再戦に「あとはやるだけ」

2023年08月21日 15:04

野球

【甲子園】慶応・大村 スクイズ失敗→適時打に「必死に食らいついた」仙台育英と再戦に「あとはやるだけ」
<慶応・土浦日大>6回、適時打を放ちガッツポーズする慶応・大村(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第13日・準決勝   慶応2-0土浦日大 ( 2023年8月21日    甲子園 )】 準決勝第2試合は慶応(神奈川)が土浦日大(茨城)を下し、決勝に進出。1916年の第2回大会以来、107年ぶりの日本一に王手をかけた。
 慶応は2回2死二塁から先発・小宅雅己(2年)の中越え適時二塁打で先制。6回には1死三塁から主将・大村昊澄(3年)の右前適時打で貴重な追加点を奪った。小宅は最後まで1人で投げ抜き、完封勝利を飾った。

 1-0の6回に貴重な追加点を奪った大村は「本当に必死でした。食らいついて食らいついて本当にいろんな人が応援してくれてベンチを見られる余裕があって、皆が声出してくれて本当に球場全体が自分のことを応援してくれてるんじゃないかってぐらいの気持ちを持って必死にくらいつきました」と爽やかに振り返った。

 この打席は3球目にスクイズを試みるもファウルとなり失敗。「難しいボールだったので切り替えて、追い込まれてから粘るのには自信あったので、待つしかないなって思って粘ろうと意識していました」と語った。

 ヒットが右前に飛ぶと拳を握って吠えまくり「自分がそういう姿勢を見せてチームを少しでも良い流れとか、勇気を与えられるそういう一打にしたかったので気持ちを前面に出した」と主将らしく鼓舞した。

 決勝はセンバツで延長戦の末、サヨナラ負けした仙台育英と戦うことが決まった。「仙台育英にセンバツで負けてから“決勝で仙台育英をやっつけてやろう”という目標を立てて本当にそれが実現したので、あとはやるだけという気持ちです」と雪辱を誓った。

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