【阪神・岡田監督語録】投手三本柱に「今やから名前が出るけど、そんなの2月は何を言うとったんや」

2023年08月22日 05:15

野球

【阪神・岡田監督語録】投手三本柱に「今やから名前が出るけど、そんなの2月は何を言うとったんや」
新幹線を待つ阪神・岡田監督(撮影・岸 良祐)  Photo By スポニチ
 阪神の岡田監督は21日、横浜市内で取材対応をした。報道陣とのやりとりは以下の通り。
 ―(22日に先発する)西勇への期待は?
 「期待っていうか、今までがアカンすぎたからなあ。普通に。自分のピッチングをしてくれたらなあ。調子の悪いもんが今、2人(才木と西純)落ちてるから。(西勇の先発は)それで回って来たようなもんやからな。結局は」

 ―先の戦いを見据えると、西勇もここで結果を出さないと次がない。
 「ないないない。そら、ないよ。そら、(腰の張りで離脱した)才木もピッチングを始めたし、西純もなあ…。他のピッチャーに比べたら悪いけど、そんなに悪くはないから、2軍でもう1回調整して来いっていうところまでにはいかない2軍やからな」

 ―現状は村上、大竹、伊藤将が三本柱。
 「三本柱って、そんなんおまえ、今やから村上、大竹って名前が出るけど、そんなの2月は何を言うとったんや。だからそういうことやん。あいつらがちゃんとな、一生懸命やって力を付けたということやんか」

 ―8枚、9枚と整備した先発の中で、西勇を含めてしっかりした投球をしないとこの先、勝負のところで使えない。
 「いやいや、そら使われへんよ。そんなにいっぱいいらんからな」

 ―これだけ先発に余裕があれば…。
 「余裕って…。まあそんなに余裕っていうことじゃないけどな。その中で、本当に調子のいいものを投げさせているっていうことやんか」

 ―1週間5試合が続くのは大きいか。
 「大きいっていうか、これはもう日程やから。今まで全部6連戦やで。そやろ?ウチだけなかったんやで。2試合っていうのは。6連戦をずっと消化してきたけど、それだけピッチャーに余裕があったいうことや。ちゃんと(枚数を)つくって、ある程度みんな結果出してな」

 ―ここまでの戦いをこの成績で乗り越えたのは御の字。
 「そらそうやろ、ピッチャーは別に余裕がある週はなかったよ。全部6連戦やったからな。これからの3週間は全部5試合でいけるから、だから先発もそないして余ってきたんよ」

 ―ここからは先発投手にとっては生き残りをかけたサバイバルになる。
 「そうなるやろな、最後な」

 ―西純の中継ぎ再配置は?
 「中継ぎも、もうそんなにいらんやろ。あと、(2軍から)まだ浜地どうやって言うてるくらいやから。いや、大丈夫って言うけど、そんなにいっぱいはいらんってなってるもんな」

 ―24日の移動日は練習を?
 「いやいや、もう、あれや。(試合に)出てないやつは、指名で練習をやるみたいやけど。昨日話ししたけど、主力、リリーフ陣も休ませる」

 ―佐藤輝あたりは?
 「知らん(笑い)。俺、そんなん人選してないよ。(コーチ陣が)どう判断するかやな」

 ―2軍戦に出場させる選手はいるか。
 「練習やろ。2軍の試合は明日(22日)いくよ。舞洲やから近いから。島田が行って、栄枝もちょっとなんか…、明後日(23日)か、ちょっと受けに行ったりするけど。まあ別になあ、“2軍で打ってこい”って、こっちからは一切言ってないけど、やっぱり打席が少ないもんは、結果が出てなかったら、打席に立ちたいとかな。選手から言ってきてるから。別にこっちから強制的に言ってるんちゃうで。全然、それはないで」

 ―日程を含め、これからはある程度、ゆとりをもって戦える。
 「そうそうそう」

 ―坂本はこれからもスタメンマスクか。
 「(屋外6連戦を終え)これで落ち着いたからなあ。ここで1回、休ませなアカンと思ったけど。別にしんどかったら休ませてもええし。全然、そんなの決められへん」

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