巨人の鈴木康平「凄い良い景色です」東京Dで移籍後初勝利飾りお立ち台「ジャイアンツのために腕を振る」

2023年08月22日 23:21

野球

巨人の鈴木康平「凄い良い景色です」東京Dで移籍後初勝利飾りお立ち台「ジャイアンツのために腕を振る」
<巨・ヤ>ヒーローインタビューを終え、ガッツポーズする鈴木康(右)とブリンソン(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人8―4ヤクルト ( 2023年8月22日    東京D )】 交換トレードで5月にオリックスから巨人に移籍した鈴木康平投手(29)が22日、巨人移籍後初勝利、プロ通算5勝目を挙げた。
 3―4の8回に3番手としてマウンドに上がった鈴木康。2番・中村を一飛、3番・山田に中前打を打たれ暴投で二塁進塁を許したものの、4番・村上を2ボール2ストライクから渾身のフォークで空振り三振を奪った。丸山に四球を与え2死一、二塁とピンチを招くも、オスナをカーブで三ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。

 その裏に丸に同点12号ソロ、続くブリンソンに勝ち越しの10号ソロが飛び出し、吉川がトドメの満塁走者一掃の三塁打を放ち一挙5得点でチームは逆転。4点差の9回はバルドナードが締め、白星が転がり込んできた。

 移籍後初勝利を本拠・東京ドームで挙げた29歳はブリンソンとともにヒーローインタビューに登場。お立ち台からスタンドを見回し「凄い良い景色です。本当にお客さんもいっぱいいて、凄いうれしい気持ちです」と笑顔で語った。

 オリックス時代にはK―鈴木の登録名でファンに愛されていた鈴木康は、巨人でも三振を意識して投げていくか聞かれ「それもありますけど、チームに貢献できるようなピッチングができれば優勝に向かっていけると思うので、これからもしっかりジャイアンツのために腕を振って頑張っていきたいと思います」と決意表明。東京ドームの大勢のファンから大きな拍手が巻き起こった。

 今季の巨人は終盤に、特に8回に失点して競り負ける試合が多いが、絶対守護神・大勢が不在の中、鈴木康の活躍がチームに勝利をもたらしていくことは間違いない。

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