阪神・西勇、背水先発で結果残す 7月4日以来の1軍マウンド「自分のパフォーマンスを出すだけ」

2023年08月22日 05:15

野球

阪神・西勇、背水先発で結果残す 7月4日以来の1軍マウンド「自分のパフォーマンスを出すだけ」
キャッチボールで汗を流す阪神・西勇(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 阪神・西勇が、きょう22日の中日戦で7月4日の広島戦以来となる1軍マウンドに上がる。甲子園の室内練習場で行われた指名練習に合流し、キャッチボールやダッシュで最終調整。「長いイニングを投げるのは当たり前。1イニング1イニング、一人一人、向かっていきたい」と強い決意をにじませた。
 今は先発枠を確約された立場ではない。今季は13試合の先発で5勝5敗、防御率4・83。シーズンも終盤に差しかかり、結果を残せなければ今季残り試合に登板するチャンスが消滅しかねない、まさに崖っぷちの状況だ。

 「これだけ1軍から離れるのも久しぶりだった。自分の有意義な時間にしようと思っていた。うまくできた」

 約1カ月半に及んだ再調整の期間は2週間で1000球をブルペンで投げ込むなど、調整法を大胆に変更。若手選手に交じり灼熱(しゃくねつ)の鳴尾浜で汗を流し、静かに牙を研いできた。

 「あとは自分のパフォーマンスを出すだけ」。プロ15年目、通算115勝右腕。このまま、シーズンを終わらせるわけにはいかない。(石崎 祥平)

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