【甲子園】仙台育英・山田主将 慶応との決勝は「運命の試合」連覇へ王手かけ「苦い、悔しい経験が生きた」

2023年08月22日 15:55

野球

【甲子園】仙台育英・山田主将 慶応との決勝は「運命の試合」連覇へ王手かけ「苦い、悔しい経験が生きた」
<仙台育英練習>取材に答える山田(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 連覇を目指す仙台育英は22日、西宮市内のグラウンドで約2時間の最終調整を行った。主将の山田脩也(3年)は、慶応主将・大村昊澄(3年)との約束が叶い、心を弾ませた。
 決勝の相手は今春センバツで破った慶応。「抽選会の時に“決勝で会おう”と大村くんと(約束)していたので、実現できてうれしいです。センバツでサヨナラ勝ちで勝っているので負けないという気持ちもありますし、優勝がかかっているので相手に負けない野球をしっかりとやりたいです」と意気込んだ。

 そして、再戦に「運命の試合だと思う」と心を弾ませ「ライバルというか、お互い切磋琢磨してやってきたチーム同士。高校生活最後の相手が慶応さんでうれしく思います」と最高の頂上決戦と力を込めた。

 昨夏初めて味わった全国制覇。連覇がかかる一戦に「そんな簡単に見られる景色ではないと分かっている。一つ一つを積み重ねて、去年のような最高の景色を見たいです」と決意。「去年の8月22日に決勝が終わって、自分たちの代と切り替わった。いい言葉をかけられたことも“来年の優勝は無理だ”と言われたこともあった。こうやって最後まで甲子園に来られて、目標だった全員で優勝旗を返すということもできた」とここまでの1年を振り返り「最後、優勝をかけた試合ができるということは、自分たちの苦い経験が、悔しい経験が生きた大会だったと思います。明日は本当に苦しい試合になると思う。これまでの経験を生かして一戦必勝で戦いたいです」と意気込んだ。

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