巨人“驚弾2発”8回逆転5点で連敗止め5割!丸同点12号、ブリンソン連弾V10号、吉川トドメの3点打

2023年08月22日 21:20

野球

巨人“驚弾2発”8回逆転5点で連敗止め5割!丸同点12号、ブリンソン連弾V10号、吉川トドメの3点打
<巨・ヤ>8回、勝ち越しソロを放ちナインに出迎えられるブリンソン(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人8―4ヤクルト ( 2023年8月22日    東京D )】 巨人が終盤の一発攻勢で接戦を制し連敗を止めた。1点を追う8回に丸が同点の12号ソロ、続くブリンソンが2者連続となる勝ち越しの10号ソロ。1死満塁で吉川にも走者一掃の中越え三塁打が生まれ一挙5得点。4点リードの9回はバルドナードがきっちり締め、再び5割に戻した。3番手で登板した鈴木康が移籍後初勝利となった。
 3回に坂本の先制打で1点を奪った後、先発・山崎伊が5回まで1安打無失点の快投。しかし、6回に中村に意表を突かれる同点スクイズを決められると、この回イッキに4点を失い逆転を許した。

 3点を追う6回に大城卓に2点適時打が生まれ1点差に詰め寄った。そして、7回は船迫、8回は鈴木康が無失点に抑えると、8回にドラマが待っていた。

 マウンドにはヤクルト4番手“難攻不落”の清水が上がった。先頭の秋広が二ゴロに倒れ、打席に立ったのは丸。清水が投じた2球目、甘く入ってきたフォークを見逃さなかった。打った瞬間の完璧な当たりが右翼席に消えた。起死回生の同点12号ソロに、丸と原監督らベンチのナインはマルポーズで喜びを爆発させた。興奮冷めやらぬ中、続くブリンソンは清水が投じた4球目のやや外角高めのフォークを引っ張ると、打球は左翼ポール際に吸い込まれた。2者連続となる10号勝ち越しソロに東京ドームは騒然。マウンドの清水は肩を落とした。

 完全に勢いに乗った巨人打線は、大城卓、代打・門脇の連打、重信が四球で1死満塁のチャンスをつくると、吉川が中越えの走者一掃の三塁打でこの回一挙5点を奪って逆転に成功した。

 先発の山崎伊は6回100球5安打4失点で自身初となる2桁10勝目はお預けとなったが、打線が終盤に爆発し東京ドーム6連戦の初戦を勝利で飾った。

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