巨人・原監督 V弾のブリンソンに「週に1回ぐらいじゃダメなんですけどね…」「意外性が彼の魅力」

2023年08月22日 21:49

野球

巨人・原監督 V弾のブリンソンに「週に1回ぐらいじゃダメなんですけどね…」「意外性が彼の魅力」
<巨・ヤ>勝利を喜び合う原監督(中央)と巨人ナイン(撮影・尾崎 有希)  Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人8―4ヤクルト ( 2023年8月22日    東京D )】 巨人が終盤の一発攻勢で接戦を制し連敗を止めた。1点を追う8回に丸が同点の12号ソロ、続くブリンソンが2者連続となる勝ち越しの10号ソロ。1死満塁で吉川にも走者一掃の中越え三塁打が生まれ一挙5得点。4点リードの9回はバルドナードがきっちり締め、再び5割に戻した。3番手で登板した鈴木康が移籍後初勝利となった。
 8回の猛攻で逆転に成功し、東京ドーム6連戦の初戦に勝利した原辰徳監督(65)は、試合後のインタビューで、8回の丸の同点12号ソロについて「彼にとってもね、ここのところ少々ストレスがたまってたんでしょうし、チームにとっても大きなホームランでしたね」と厳しい表情を崩さずに語った。

 2者連続となる決勝の10号ソロを放ったブリンソンに対しては「まあ、週に1回ぐらいじゃダメなんですけどね。非常に意外性的なとこが彼の魅力だし。いいところが出てくれたという感じがしますね。もう少し安定してくれるとありがたいんですがね」と笑顔も交えて原監督らしい“エール”を送った。

 最後に先発の山崎伊については5回までの1安打無失点と、6回の4失点を振り返り「球数も5回までと6回が同じぐらいだったくらいね。何か本人も修正、反省というのがあると思いますね。いろいろ、本人が反省していると思います。しかし、先発投手に土をつけなかったというのは我が軍がそうそないことで、そういう意味では次また頑張ってくれると思います」と語った。

 1点を追う8回。マウンドにはヤクルト4番手“難攻不落”の清水が上がった。先頭の秋広が二ゴロに倒れ、打席に立ったのは丸。清水が投じた2球目、甘く入ってきたフォークを見逃さなかった。打った瞬間の完璧な当たりが右翼席に消えた。起死回生の同点12号ソロに、丸と原監督らベンチのナインはマルポーズで喜びを爆発させた。興奮冷めやらぬ中、続くブリンソンは清水が投じた4球目のやや外角高めのフォークを引っ張ると、打球は左翼ポール際に吸い込まれた。2者連続となる10号勝ち越しソロに東京ドームは騒然。マウンドの清水は肩を落とした。

 完全に勢いに乗った巨人打線は、大城卓、代打・門脇の連打、重信が四球で1死満塁のチャンスをつくると、吉川が中越えの走者一掃の三塁打でこの回一挙5点を奪って逆転に成功した。

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