田辺 “助っ人参戦”で甲子園練習 耐久は19人で団結練習

2024年03月13日 19:13

野球

田辺 “助っ人参戦”で甲子園練習 耐久は19人で団結練習
駆け出す田辺ナイン(撮影・平嶋 理子)  Photo By スポニチ
 第96回選抜高校野球大会(18日開幕)の甲子園練習が13日、甲子園球場で始まった。コロナ禍もあって5年ぶりに復活した聖地での練習にこの日は16校が参加した。
 和歌山勢2校もこの日練習。田辺は体調不良者が出たことで18人のメンバーが揃わず15人での練習になった。田中格監督はOBに電話して9人が参加。「普段から練習を手伝ってもらっているんですが、市役所や消防署を休んで駆けつけてくれました」と地元からの手厚いフォローに感謝していた。

 練習中に首をかしげたのはエース寺西邦右投手(3年)。「思っていたマウンドのイメージと違った。少し高かったし、傾斜がなめらかでした」とマウンドからの投球が上ずったことを反省した。一方で投手練習を始めている山本陣世内野手(3年)は「僕は違和感がなかった。邦右にアドバイスした方がいいかな」とこちらも手厚いフォローを期していた。

 一方の耐久はメンバー19人のまま練習を行った。田辺同様“助っ人”を依頼することもできたが「この人数で勝ち取った権利なので」と井原正善監督は少人数での一致団結にかけた。井原監督は13日が誕生日で「初めての甲子園に出たことがプレゼントです」と不惑を迎えた喜びを語った。

 エース冷水(しみず)孝輔投手(3年)は3日の智弁和歌山との練習試合に6回12失点して不安視されていたが「調子は上がってきています。初戦(大会第3日・対中央学院)には間に合います」と復調を誓っていた。

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