巨人・阿部監督 育成右腕ラモスの11球オール直球1軍デビューに笑顔「変化球1球見たかったんだけど…」

2024年03月13日 22:49

野球

巨人・阿部監督 育成右腕ラモスの11球オール直球1軍デビューに笑顔「変化球1球見たかったんだけど…」
オープン戦<ソ・巨>5回から登板したラモス (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【オープン戦   巨人3―2ソフトバンク ( 2024年3月13日    ペイペイD )】 巨人がソフトバンクに逆転勝利を収めオープン戦の勝率を5割とした。育成のユーリー・ラモス投手(26)が5回に1軍デビュー。最速157キロをマークするなど11球全て直球勝負と“規格外”な1イニングでアピールした。
 先発の菅野からバトンを受け5回から2番手で登板。先頭の周東に左前打を許したが、周東が盗塁失敗後、三森を157キロの直球で空振り三振に仕留め、近藤を左飛に打ち取り1イニングを無失点に抑えた。

 昨年9月に育成加入した1メートル96の長身右腕の投球について、試合後に阿部監督は「変化球1球見たかったんだけど。だけどね、よみうりランドで会った時も、チャンスをあげるから頑張っといてねって言ったし、2軍では1つもクイックしたことなかったらしいんだけど。あの、ま、1・0いくつで投げられるんだなと思って。小林選手が言ってましたね“1つもしてなかったのに”って」と笑顔。続けて「札幌でもう1回チャンスをあげようかなと思ってる」と語った。

 ラモスはカブス傘下マイナー、米独立リーグを経て、昨年はメキシカンリーグで41試合に救援登板し、6勝1敗2S、防御率3・71の成績をマーク。昨年9月17日に巨人と育成契約を結んだ。

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