ソフトB和田「何も話せることがない」「全部が力が入っていない」 教育L阪神戦で4回8安打4失点

2024年03月13日 06:00

野球

ソフトB和田「何も話せることがない」「全部が力が入っていない」 教育L阪神戦で4回8安打4失点
<教育リーグ ソ・神>先発した和田 Photo By スポニチ
 ベテラン左腕が心配だ。ソフトバンク・和田が12日、春季教育リーグの阪神戦(タマスタ筑後)に先発。4回8安打4失点とまた、打ち込まれた。5日のヤクルトとのオープン戦も2回1/33失点と予定の3回を投げきれず。2試合連続で苦しい結果となり「何も話せることがないです。(前回から)何も変わっていない」と厳しい表情だった。
 渡辺、原口、島田ら1軍クラスも連ねた相手打線に初回からつかまった。初回2死一塁から4番井上に先制打を献上。4回は連打と暴投で無死二、三塁のピンチを招くと、栄枝と戸井に適時打を浴びた。毎回走者を出したこの日の最速は初回に記録した140キロだった。スライダーなど変化球も投じたが、「ストレートだけじゃなくて、全部が力が入っていない状況なので…」と渋い表情だった。

 4月2日の本拠地開幕戦(対ロッテ)の先発が内定している43歳。本番までは約3週間あるだけに「改善する方法を見つけるしかない」と自分に言い聞かせるよう前を向いた。

 百戦錬磨の左腕は、これまでも厳しい試練を乗り越えてきた。松山2軍監督は「1軍に行けば別物になるのがベテラン選手」と言った。首脳陣の信頼は厚いだけに、あとは修正力に期待するだけだ。 (杉浦 友樹)

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