阪神・森下 「バットを寝かせた状態で待つ」ドジャース・大谷流打撃フォームに変更

2024年03月13日 05:15

野球

阪神・森下 「バットを寝かせた状態で待つ」ドジャース・大谷流打撃フォームに変更
バットを寝かせて構える阪神・森下(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 阪神・森下が開幕への総仕上げに向けて、ドジャース・大谷流メソッドを本格導入していることがわかった。8日ヤクルト戦(甲子園)の第2打席からバットを寝かせてボールを待つ新フォームに変更。この日の打撃練習も同フォームでバットを振り込んだ。打撃向上へ試行錯誤を繰り返す若虎が、その意図を明かした。
 「大谷さんとかも、打撃練習ではバットを寝かせた状態で(待ったり)打ったりする。寝かせても立たせても、同じ打ち方で打てるような練習をしている」

 ペナントレースは長丁場のため、当然ながらコンディションが万全でない日もある。また、160キロを超えるような速球派や変則投手などタイプが異なる投手との対戦もある。そのため理想は“外圧”に左右されないスイングの再現性。それこそが打率などを含めた打撃の安定感につながる。完成形を目指す過程段階の現在は構えに変化を加えて、同じスイングができるかを試していたのだった。

 「自分の理想に近づくようなバッティングとか、フォームを模索しているところ。一番は、インコースを強くはじけるようなスタイルを目指している」

 オープン戦は残り9試合だ。打率3割、20本塁打を目標に掲げる2年目の今季。目先の結果ではなく、シーズンを通しての活躍を見据えていた。(松本 航亮)

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