阪神 左腕・伊藤将 3度目の正直でオープン戦初の無失点 地元で魅せた

2024年03月13日 14:24

野球

阪神 左腕・伊藤将 3度目の正直でオープン戦初の無失点 地元で魅せた
オープン戦<ロ・神>4回、力投する伊藤将(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ロッテ―阪神 ( 2024年3月13日    ZOZOマリン )】 阪神の先発・伊藤将司投手(27)が開幕への手応えをつかんだ。初回2死から角中の打球を左足に受けるアクシデントがあったが、ペースを乱さず、打たせて取る投球を展開。4回は角中を低め139キロで見逃し三振、山口に右中間二塁打されても、中村奨二ゴロで後続を断った。5回69球、2安打無失点と安定した投球を発揮した。
 これまで2度のオープン戦登板ではしっかりと結果を残すことができなかった。2月23日の巨人戦(那覇)では初回に7失点と乱れ、今月6日の楽天戦(甲子園)でも4回6安打2失点(自責1)。最高気温10度の寒さの中、最速も139キロ止まり。「もう少し真っすぐの強さがあっていいなと思った」と課題を残した。

 キャンプ終盤から直球の制球、球威に課題を残していたが、地元千葉での登板に「両親も来ると思う。何も気にせずに投げたい。ここまで投球フォームがあまり噛み合っていなかった。それがこの週で分かったので、取り組んでいました」と準備を整えて、臨んだ。これまで基本は半袖が定番だった伊藤将だが、この日は長袖アンダーシャツを着用。開幕に向けたコンディションも意識していた。

 公式戦登板は4月3日のDeNA戦(京セラ)が濃厚となっている。

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