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佐々木麟太郎が米国デビュー MLBへの登竜門・ドラフトリーグで「4番・一塁」でスタメン出場

2024年06月12日 07:09

野球

佐々木麟太郎が米国デビュー MLBへの登竜門・ドラフトリーグで「4番・一塁」でスタメン出場
試合前、チームメートと会話を交わす佐々木麟太郎 Photo By スポニチ
 花巻東(岩手)から米カリフォルニア州の名門・スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手(19)が11日(日本時間12日)、ドラフト候補の有望株が参加する「MLBドラフトリーグ」のトレントン・サンダーの一員として、フレデリック・キーズ戦に「4番・一塁」でスタメンに名を連ねた。
 MLBドラフトリーグは2021年に発足。今季は6チームが参加し、6月から80試合の日程を行う。前後期制で、前期(35試合)は7月に行われるドラフトを前に対象選手がレベルアップを目指し参加。後期(45試合)はアマ資格を失ったプロ選手が参加する。

 世界各国の有望選手を迎え入れる場所としても機能しており、昨年はウガンダ、チェコ、今年はオランダ、パキスタン、カナダなどからも選手が集まる。いわばメジャーへの登竜門となっている。

 佐々木は花巻東(岩手)で歴代最多の高校通算140本塁打を放ち、昨秋ドラフトの目玉として注目されたが、熟考の結果、米国への留学を決断。カリフォルニア州の名門・スタンフォード大に進学した。

 スタンフォード大への正式な入学は9月だが、3月の渡米後、既に野球部の一員としてトレーニングを続けて紅白戦などにも出場。同時に授業にも出席している。明るい性格でチームにも溶け込み、同僚の内野手ジミー・ナティは「彼がここにいることがまだ信じられないんだ。僕らはみんな、間違いなく彼のファンだよ」と話す。

 高校通算最多の140本塁打を放った男の、学生生活の本番を前にやってきた実戦の舞台。多くの注目が集まりそうだ。

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