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広島・床田と小園が月間MVP同時選出 21年9月の床田、誠也以来 初受賞の小園「とてもうれしい」

2024年06月12日 05:45

野球

広島・床田と小園が月間MVP同時選出 21年9月の床田、誠也以来 初受賞の小園「とてもうれしい」
<西・広>広島・小園(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 セ、パ両リーグは11日、5月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表した。セの投打はともに広島で床田寛樹投手(29)が2度目、小園海斗内野手(24)が初の受賞。広島勢の投打同時選出は21年9月の床田、鈴木(現カブス)以来となった。パの投手は西武のドラフト1位・武内夏暉投手(22)が初受賞した。パ新人では15年8月の高橋光成(西)以来9年ぶりで、5月は球団最速。打者はソフトバンク・栗原陵矢内野手(27)が初受賞した。受賞者には大樹生命保険株式会社から賞金30万円などが贈られる。
 小園は6年目での初受賞に「いつかは獲りたいと思っていたので、とてもうれしい」と表情を緩めた。

 5月7日の阪神戦から4番に抜てきされ、いずれもリーグトップの打率・368、得点圏打率・440をマーク。「充実した1カ月を過ごせた。打順は意識していないけど、初めて4番を打って貢献できたので良かった」と話した通り、月間8度の勝利打点は球団新記録で、15打点もヤクルト・村上に次ぐ2位の好成績だった。

 1年前の5月は、開幕直後からの不振のため2軍で泥にまみれていた。「本当に悔しかったので、今年は絶対にやってやるという気持ちで臨んでいる。守備がまだまだなので、守りからリズムをつくっていけるように、5月だけで満足することなく頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 《4勝床田は充実感》床田は登板4試合で、巨人・戸郷と並ぶリーグトップの4勝をマーク。防御率0・94でもリーグ3位につけた。3年ぶりの受賞に「厳しいかなと思っていたので、凄くうれしい。火曜日に好投手と投げ合い、勝てているのは自信になる」と充実感をにじませた。同時受賞の小園には「もう少し(鈴木)誠也に近づけるように。それくらいできる」とエールを送り「できることをしっかりやって、チームの勝利に貢献したい」と決意を口にした。

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