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初回5失点の巨人・堀田賢慎 杉内コーチは「1回抹消して。自分を見つめ直す時間を与えようと思います」

2024年06月12日 21:58

野球

初回5失点の巨人・堀田賢慎 杉内コーチは「1回抹消して。自分を見つめ直す時間を与えようと思います」
<楽・巨>3回途中に降板した堀田 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人4―5楽天 ( 2024年6月12日    楽天モバイル )】 巨人は12日、楽天モバイルで楽天と対戦し、4―5で敗れ、今季ワーストの5連敗となった。先発の堀田賢慎投手(23)が2回2/3を投げ、8安打5失点でKO。救援陣が踏ん張り、2回以降は無失点に抑えたが、反撃はあと1歩及ばなかった。これで貯金がなくなるとともに、交流戦は6勝8敗となり、交流戦優勝の可能性は消滅した。
 初回の5点が重くのしかかった。楽天戦初登板となった堀田は初回、1死から村林に右前打されると、続く辰己にはカウント2ボール1ストライクから外角を狙った直球が高めに浮き、左中間を深々と破られる三塁打で先制点を与えてしまう。鈴木大、渡辺佳には初球を連続で右前打され、辰己から4連打。浅村こそ投ゴロに打ち取ったが、2死二、三塁からフランコにまたも初球、内寄りの直球を左翼席に3ランされた。さらに太田、小深田にも連打を浴び、この回は打者10人に対し、24球を投げ、7安打5失点となった。

 2回は得点圏に走者を置きながら無失点に抑えたが、3回に2死無走者から四球を与え、降板した。

 4戦連続で白星から遠ざかる堀田について、杉内投手チーフコーチは「1回抹消して、はい。またちょっと自分を見つめ直す時間を与えようと思います」と語った。初球から速球系を狙われたことについては「もちろん、真っ直ぐ、チェンジアップに頼っているところあるんで。(直球の)出力を上げるなり、曲がり球でもっとストライクをとるとか。そのへんの課題はまだいっぱいあるんでね、その課題をつぶしていきましょう」とした。

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