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大谷翔平「甘い球を良い形で打てた」5試合ぶり16号が“着火弾”に ドジャース今季最多15点で大勝

2024年06月12日 13:50

野球

大谷翔平「甘い球を良い形で打てた」5試合ぶり16号が“着火弾”に ドジャース今季最多15点で大勝
16号2ランを放ち、笑顔を見せるドジャース・大谷翔平 Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ドジャース15-2レンジャーズ ( 2024年6月11日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が11日(日本時間12日)、本拠でのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。第4打席で5試合ぶりとなる16号本塁打を放つなど、2打数1安打3四死球。チームの大勝に貢献した。
 初回の第1打席、3回の第2打席は2打席続けて四球を選んで出塁。4回2死二塁の第3打席は空振り三振だった。

 7-1の6回1死一塁で迎えた第4打席は、相手3番手・アンダーソンのやや高めの直球をフルスイング。打った瞬間、本塁打を確信する大飛球が右中間席に吸い込まれ、433フィート(約132メートル)の一発となった。7回の第5打席は死球で出塁した。

 大谷の本塁打は5日(同6日)のパイレーツ戦で放って以来、5試合ぶり。16号はリーグトップのブレーブス・オズナに2本差となった。本拠でのアーチは5月17日(同18日)のレッズ戦以来、約1カ月ぶりで、久々の一発にドジャースファンも大興奮した。

 チームは初回にスミスの3ランで先制すると、4回2死満塁ではベッツが走者一掃の適時二塁打で加点。6回には大谷が16号2ランを放つと、これが打線にさらに勢いを付け、フリーマン、T・ヘルナンデス、ヘイワードにも一発が飛び出し1イニング4発で一挙7点。今季最多15得点で大勝した。投げては先発・パクストンも6回1失点と好投し、6勝目を挙げた。

 試合後、大谷は昨季、世界一のレンジャーズに大勝し「数多く同地区でやってきてはいるので、特別な感じはしなかった。良い試合ができて、強い相手にいいゲームでした」と納得顔。本塁打については「甘い球を最後、しっかりと良い形で打てたので、その他の打席も基本的にはいい打席だったので、今日は良かったんじゃないかなと思います」とうなずいた。

 そして、打撃の調子について「休みを挟んで今日は新たな気持ちでまた、良い感触だったのでこれを継続していきたいと思います」と語った。

 ヤンキースに勝ち越して迎えた昨季王者との対戦に「カードの初戦はどのチーム相手でも大事。その意味では今日勝ったのもヤンキースタジアムで勝ち越したのも大きいですし、明日また、勝ち越しを決められるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。

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