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佐々木麟太郎が米国デビュー戦で本塁打!第2打席で右翼席へ豪快アーチ「exciting!」観客も大歓声

2024年06月12日 08:53

野球

佐々木麟太郎が米国デビュー戦で本塁打!第2打席で右翼席へ豪快アーチ「exciting!」観客も大歓声
トレントンサンダーの一員として出場した佐々木麟太郎(撮影・杉浦 大介通信員) Photo By スポニチ
 花巻東(岩手)から米カリフォルニア州の名門・スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手(19)が11日(日本時間12日)、ドラフト候補の有望株が参加する「MLBドラフトリーグ」のトレントン・サンダーの一員として、フレデリック・キーズ戦に「4番・一塁」で先発出場。第2打席で本塁打を放ち、デビュー戦でいきなり高校通算最多140発の実力を示した。
 1-1の3回2死二塁の第2打席、2ストライクからの3球目、内角寄りの直球を振り抜くと、大きな弧を描いた打球は右翼席へ一直線。滞空時間の長い豪快な勝ち越し2ランに敵地ながら大歓声が沸き起こり「That's exciting!!」と声を上げる観客もいた。

 サンダーのベンチでは本塁打を放った選手を無視する「サイレントトリートメント」が行われ、その後、祝福を受けた。

 2回の第1打席は一ゴロだった。

 試合前の打撃練習では柵越えを放つなど、持ち前の長打力を披露。その後、一塁に加え三塁の守備練習も行った。

 MLBドラフトリーグは2021年に発足。今季は6チームが参加し、6月から80試合の日程を行う。前後期制で、前期(35試合)は7月に行われるドラフトを前に対象選手がレベルアップを目指し参加。後期(45試合)はアマ資格を失ったプロ選手が参加する。

 世界各国の有望選手を迎え入れる場所としても機能しており、昨年はウガンダ、チェコ、今年はオランダ、パキスタン、カナダなどからも選手が集まる。いわばメジャーへの登竜門となっている。

 佐々木は花巻東(岩手)で歴代最多の高校通算140本塁打を放ち、昨秋ドラフトの目玉として注目されたが、熟考の結果、米国への留学を決断。カリフォルニア州の名門・スタンフォード大に進学した。

 スタンフォード大への正式な入学は9月だが、3月の渡米後、既に野球部の一員としてトレーニングを続けて紅白戦などにも出場。同時に授業にも出席している。

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