天理大・石飛が決勝弾を含む4安打 退路を断って野球に集中「間違っていなかったと…」

2024年06月12日 05:00

野球

天理大・石飛が決勝弾を含む4安打 退路を断って野球に集中「間違っていなかったと…」
<天理大・東農大北海道オホーツク>5回、天理大・石飛は2点適時打を放ちガッツポーズ(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【第73回全日本大学野球選手権第2日・1回戦   天理大8―1東農大北海道オホーツク ( 2024年6月11日    神宮 )】 天理大の「4番・右翼」を担う石飛智洋(4年)が、決勝弾を含む4安打4打点と躍動して7回コールド発進に導いた。0―1の4回1死一塁では初球カットボールを右越えに逆転2ラン。2―1の5回2死満塁では中前2点打を放つなど4打席連続安打だ。
 「試合前は調子が悪くて悩んでいたが、やるしかないと思った」

 大学1年から高校野球の指導者を目指して教職課程を履修し、今年は教育実習に出向くはずだった。しかし「上のレベルでも野球を続けたい」と翻意。卒業後の進路が未定だった3年秋に教職免許取得を諦めて退路を断ち、野球に集中することに決めた。すると今春リーグ戦打率・528で首位打者獲得。今回の一発にもつながり「(当時の選択は)間違っていなかったと思います」と胸を張った。

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