テレビ東京「ジャンヌの裁き」⑤ 見せ方の工夫凝らした検察審査会
2024年02月02日 07:00
芸能
主人公たちが審議をする会議室の椅子とテーブルの配置パターンも3つほど変え「絵変わりがするように演出サイドでもやってくれています」と狙いを話した。
被害者の描き方についても「こぼれ落ちた感情や不起訴にされたことで真実が分からないままの思いをなるべく被害者に乗せるようにしています」と明快な構図にしている。ただ「作っている側としては“被害者が全て”ではないというのは意識しています。そういう意味で被害者の演技は難しいと思います」と北川氏。作品を通して描かれる多様な“正義”の形にも注目だ。(この項終わり)