長谷川博己「アンチヒーロー」で7年ぶり日曜劇場主演「VIVANT」式であらすじ、人物像は非公開

2024年02月02日 04:00

芸能

長谷川博己「アンチヒーロー」で7年ぶり日曜劇場主演「VIVANT」式であらすじ、人物像は非公開
TBS日曜劇場「アンチヒーロー」に主演する長谷川博己
 俳優の長谷川博己(46)が、4月期のTBS日曜劇場「アンチヒーロー」(日曜後9・00)に主演する。殺人犯をも無罪にしてしまうダークヒーローの弁護士を演じる。
 司法組織を舞台にしたオリジナルの物語で、キャッチコピーは「殺人犯へ、あなたを無罪にして差し上げます。」。主人公は無罪の証拠を探して依頼人を助ける救世主ではなく、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る弁護士だ。

 現時点ではそれ以外の物語のあらすじ、主人公の詳細な人物像などは非公表。今後も放送開始まで最小限の情報だけが発信されていく予定だ。通常ドラマはスタートまでに、主人公が周囲の人物とどう絡んでいくかや、ハイライトシーンの情報を“小出し”にして、認知度を高め、視聴者の期待をあおる。「アンチヒーロー」は、それとは正反対の手法となる。

 これは、昨年7月期に大ヒットした同枠の「VIVANT」と同様の戦略だ。「VIVANT」も開始までに発表されたのは出演者だけで、ストーリーも役柄も明かされなかった。第1話から手に汗握る展開で視聴者の心をつかみ、SNS上では考察合戦が巻き起こるなどすぐに話題作になった。視聴率は、昨年の民放ドラマでトップを記録した。

 「アンチヒーロー」のプロデューサーも「VIVANT」を手がけた飯田和孝氏。「ドラマをより楽しんでいただけるような情報を今後も出していきたい」と話しているが、放送開始まで謎の多い作品となりそうだ。長谷川も「ドラマでここまでのことを描いてよいのか心配になるくらい」と話しており、驚きのストーリーとなることを予感させた。

 長谷川が日曜劇場に主演するのは、2017年「小さな巨人」以来。現在、裁判を傍聴するなどして役作りに励んでおり「法治国家である日本において、やはり法が全てなのでしょうか。公判を傍聴、取材させていただき、果たして、何が正義で、何が悪なのか、自分自身もよく分からなくなってきました」と話している。

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