25年朝ドラ「あんぱん」ヒロインは今田美桜!最多3365人オーディションで選出「日本の朝を元気に」
2024年02月02日 15:00
芸能
全3365人の応募者の中からオーディションで選ばれた今田は、気弱で自信のない、やなせさんを支えた“ハチキンおのぶ”“韋駄天いだてんおのぶ”こと、小松暢さんをモデルにした土佐弁で男勝りの女性・朝田のぶを演じる。
ヒロイン決定を知ったのは「NHKで、あんぱんとコーヒーが準備されてまして、ヴギブギが流れているのを見ながら、サプライズで知りました。みなさんにクラッカーを鳴らしていただいて、すごく嬉しかったのを覚えています」とコメント。「言われた時は、最初はピンと来なくって…いろいろ思いが巡ってきて、少し涙もしました」と語った。
オーディションは新しい形のビデオオーディションだったといい、「アンパンマンマーチの歌詞を、いろんな感情で伝えるというのがありまして、凄く新しい経験をさせらてもらったなと思いました」と今田。好きなキャラクターは「ドキンちゃん」と笑顔で応じた。
脚本は連続テレビ小説第90作「花子とアン」、フジテレビ「やまとなでしこ」、日本テレビ「ハケンの品格」、テレビ朝日「Doctor-X 外科医・大門未知子」など数多くのヒット作で知られる中園ミホ氏が手掛ける。実在の人物である、小松暢(1918-1993)とやなせたかし(1919-2013)をモデルとするが、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成され、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描かれる。
ヒロインはキャスティング(オファー)起用ではなく、東京制作の朝ドラとしては18年度「半分、青い。」(永野芽郁)以来7年ぶりのオーディションによって選出。上白石萌音と川栄李奈が選ばれた21年度後期「カムカムエヴリバディ」の3061人を上回る、朝ドラ歴代最多3365人の応募の中から見事、今田が“ニューヒロイン”の座を掴み取った。