青汁王子 ヤマト運輸2・5万人委託終了に「ここにもインボイス制度の影響…このパターン、他の業界でも」

2024年02月02日 08:58

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青汁王子 ヤマト運輸2・5万人委託終了に「ここにもインボイス制度の影響…このパターン、他の業界でも」
“青汁王子”こと実業家・三崎優太氏(公式インスタグラムから)
 「青汁王子」こと実業家・三崎優太氏(34)が2日までに自身のSNSを更新。ヤマト運輸は1日、配達を委託していた個人事業主約2万5000人との契約を1月末で終了したと発表したことに言及した。
 メール便の配送を日本郵便に移したことに伴うもので、全国275の障害者支援団体への業務委託や、約3000人に上るパート社員との雇用契約も終了した。個人事業主を支援する労働組合は東京都労働委員会に救済を申し立てている。

 ヤマト運輸は、通販カタログなどを扱う「クロネコDM便」の配送の多くを個人事業主に委託していたが、経営合理化のため1日から日本郵便に切り替えた。個人事業主には3万~7万円の謝礼金を支払ったり、転職支援サイトを用意したりしたという。

 一方、一部の個人事業主らが加入する労組「建交労軽貨物ユニオン」は、ヤマト運輸の指示で働く配達員が事実上の労働者に当たると訴え、団体交渉による解決を求めて都労委に救済を申し立てている。1月31日に都内で記者会見した高橋英晴委員長は「十数年働いて紙切れ一枚で契約解除になる。裏切られたという思いが強い」と配達員の思いを代弁した。

 三崎氏は「ヤマト運輸が配達を委託してた約2万5000人と契約を終了したけど、ここにもインボイス制度の影響が出てるね。多くの個人事業主が年間1000万円に届かない免税事業者だから、消費税の仕入税額控除ができなくなって、消費税負担が増加するから契約解除。このパターン、他の業界でも見られそう」と自身の見解をつづった。

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