亀井正貴弁護士 伊東純也“逆告訴”で見解「この罪名で逆告訴をこのタイミングでやる事例はそう多くない」
2024年02月02日 13:38
芸能
一方で、離脱を撤回したのではなく最終判断を先送りしたとの認識を示したうえで、田嶋会長や協会幹部、専門家を含めた協議を日本時間2日午前に行い、再検討すると説明。再び離脱の決定を下す可能性については「それもゼロではない」と話すにとどめた。
伊東には1月31日にデイリー新潮で昨年6月に大阪市内で同意を得ないまま性行為に及んだ疑いが報じられるとともに、大阪府警が女性2人からの刑事告訴(準強制性交等罪)を受理したことも判明。伊東は同日のバーレーン戦でベンチ入りしたもののプレーせず、試合後は「サッカー以外のことは駄目だと言われたので」とだけ話していた。
また、伊東の代理人弁護士は1日、性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出し、受理された。弁護士は取材に「全くの事実無根だ」と主張。告訴状では、伊東はホテルで2人と過ごしたが、2人の話は不自然に変遷しており、物的証拠は一切存在しないとしている。府警は双方から話を聴き、慎重に調べるとみられる。
MCの恵俊彰が「両方が訴えている状態。こういうケースはよくあることなんですか?」と聞くと、亀井氏は「あまりないですけれども、たしかに、いわゆる性的関係についての犯罪に関して、今回のように告訴された側が警察と事前に水面下で話をしながら、告訴を受理してもらうような行動を取るというのは事例としてはあります」と話した。恵の「女性2人側について大阪府警が受理している、伊東選手も大阪府警に提出ということで、大阪府警としては、当然ですけれども、伊東選手が訴えられていることも分かった上で、伊東選手の訴えも“分かりましたよ”と認めたということですよね?」には、「そういう意味では、この罪名で逆告訴をこのタイミングでやる事例はそう多くないと思います」と自身の見解を述べた。