玉川徹氏 自民幹部による自民裏金議員への聞き取りに「第三者が調べるという形を取らない限り…」
2024年02月02日 09:14
芸能
自民は、事件の実態解明に向けた関係議員の聞き取り調査を2日に始めると確認した。聞き取り調査は、森山裕総務会長、渡海紀三朗政調会長ら党幹部6人が2人一組に分かれて実施し、来週中の取りまとめを目指す。パーティー収入の還流分を政治資金収支報告書に記載していなかった安倍派、二階派議員らが対象で100人近くになる。執行部は聴取報告を踏まえて党による処分を判断する。
玉川氏は「野党が(収支報告書不記載のアンケートを自民党議員の)全員にやってくださいというんだけど、全員じゃないんですよね。真実解明のやる気を感じられないですよね、こういうふうなことでは。そもそも安倍派とか対象になるみたいですけど、安倍派、二階派以外の方々にも(裏金が)ある可能性があるわけですよね。でもそこは見ないわけでしょ」と指摘。そして「本当に真実解明を本気でやる気があるんですかってことだし、そもそもだけど、自民党の議員が自民党の議員を調べるという…裁判の被告に、検察官と裁判官を任せるようなもの」と言い、「これじゃあ、真実の解明なんてできませんよ。自民党の議員は全員当事者なんだから少なくとも第三者が調べるという形を取らない限り、それを信用しろって言われても、われわれは信用できませんよね」と自身の見解を述べた。