藤井王将 「今は棋王戦に集中」も名人戦へ豊島九段の対策も意欲

2024年03月09日 05:05

芸能

藤井王将 「今は棋王戦に集中」も名人戦へ豊島九段の対策も意欲
掛川城から城下を見下ろす藤井王将(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=は8日夜、静岡県掛川市で行われた「藤井王将を祝う会」に参加した。
 1、2月の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で菅井竜也八段(31)を4勝0敗と退け、3連覇を達成した藤井は会に先立ち、同市の久保田崇市長の案内で掛川城を見学。天守閣まで足を運び「掛川の街を一望できて気持ちよかった。一瞬ですが、城主になった気がしました」と殿様気分で笑顔を見せた。

 掛川は王将戦第6局の開催予定地。昨年までは2年連続開幕局の舞台で、藤井は2連勝。「対局の時は(城を)仰ぎ見るだけでしたね」と懐かしがった。

 現在は伊藤匠七段(21)との棋王戦5番勝負の真っ最中。一方で4月開幕の名人戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の相手は豊島将之九段(33)に決まった。「あと1カ月あるので、今は棋王戦に集中してます」と明かしながら、時に飛車を振る豊島に対しては「(同じ振り飛車党の)菅井八段相手に王将戦ではしっかり準備してきた。名人戦も豊島九段が飛車を振ることを含めて考えていきます」と身構えていた。

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