山口真由氏「勉強は得意なんですけど…」 東大卒業後、社会人で経験した挫折「ものすごいつらかった」

2024年03月09日 19:50

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山口真由氏「勉強は得意なんですけど…」 東大卒業後、社会人で経験した挫折「ものすごいつらかった」
山口真由氏 Photo By 提供写真
 元財務省官僚で信州大の山口真由特任教授が7日放送のBSテレ東「和田明日香とゆる宅飲み」にゲスト出演。東大卒業後、社会人になってから経験した挫折について語った。
 山口氏は東大法学部卒業後、財務省に入省。2008年の退官後は15年まで弁護士として法律事務所に勤務した。その後、ハーバード大ロースクールに留学し、17年にはニューヨーク州で弁護士の資格を取得した。

 番組MCの料理家・和田明日香とのトークの中で、「私は勉強は得意なんですけど、勉強って1個のことをやればいいんですよ。これを読むって決めたらこれを読む。読み終わったら次を読むを延々とやっていけばいいので、私はそれが好きなんです」と“勉強”との向き合い方を説明。しかし仕事は「マルチタスク」だとし、「私はそれが凄い苦手で。社会人になってから仕事ができなくてつらい思いをした」と明かした。

 「この時までにこれが必要で、逆算して用意できる能力がなきゃいけなくて。私はそれが全然できなくて、勉強と社会は全然つながってないんだなって…それが凄いコンプレックス」と社会人になってからの苦労を告白。

 「社会に出て初めて“ここは海なんだ”って思った。それまではプールを泳いでゴールといわれた所に行けばよくて、テストがあるからそのために勉強して。でも誰もゴールを教えてくれない海で“好きに泳げ”と言われた時にものすごいつらかった」と苦悩の日々を回想した。

 和田から「日本だからですか?」と聞かれると「日本だからじゃないのかもしれない」と言い、「アメリカの友達とかでも、私もそういう感じだったんですけど、“自分がエリート社会の中で生きてきて勉強ができた。だけど仕事で落ちこぼれた。自分が落ちこぼれって認めるのができなくて”っていう人は多いと思う」と話した山口氏。「勉強はインプットが多いが社会はアウトプットしないといけない」とし、「それを誰も教えてくれなかった」と振り返っていた。

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