藤井聡太王将 指導対局&大盤解説会に参加「これを話すと損になるかもしれませんが」秘密漏らしちゃった

2024年03月09日 14:01

芸能

藤井聡太王将 指導対局&大盤解説会に参加「これを話すと損になるかもしれませんが」秘密漏らしちゃった
<藤井王将を祝う会>指導対局を行う藤井王将(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=が9日午前、静岡県掛川市で行われた指導対局に登場した。
 同市は第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第6局の開催地。菅井竜也八段(31)を4勝0敗で下したため対局が実現せず、代替イベントとして実施され、対局場で初手を見学する予定だった地元の小中学生9人が、藤井王将と阿久津主税八段(41)の2棋士と盤を交えた。

 最年長の玉田宗大(そうた)さん(中3)は将棋歴5年でアマ四段の強豪。阿久津八段に飛車落ちで勝利を挙げ、藤井王将との「ソウタ・ダービー」では同じく飛車落ちで熱戦を演じ、勝ち筋に入りかけたところで惜しくも時間切れに終わった。「指し掛けの後の寄せは途中まで読めていたのですが、感想戦で藤井王将にさらに先まで指摘され、さすがだと思いました」と驚く玉田さん。将来の夢は「プロになって藤井王将ともう一度指したい」と明かした。

 対戦した藤井王将は「的確に指されたらこちらが根負けの形。全体としてしっかり指されてました。定跡も仕掛けも基本をしっかり押さえていました」と大絶賛。名前が「そうた」と知ると「そうだったんですか!」と大受けだった。

 指導対局後は約100人の聴衆を対象に7番勝負第1局(1月7、8日)を振り返る大盤解説会に出演した。タイトル戦初戦恒例の振り駒について「これを話すと損になるかもしれませんが、基本は後手中心に準備しているので後手がやりやすい」と企業秘密を漏らす大サービス。昼食メニューの選択について「第1日は重め、第2日は軽めにしています」、おやつに関しては「午前が和菓子、午後に洋菓子が多いと思ってますが、どなたか調べていただければ」と、タイトル戦中のエピソードをユーモラスに伝えていた。

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