古市憲寿氏 打ち上げ失敗の民間ロケット会社に私見「防衛省が1番のお客様…本当の民間企業なのか」
2024年03月14日 10:36
芸能
ロケットによる衛星の打ち上げ需要は世界的に拡大。世界では民間企業が躍進し、競争が激化している。スペースワンが衛星の軌道投入に成功すれば民間単独では国内初となり、日本でも民間参入が加速すると期待されたが、ハードルの高さを示す格好になった。
古市氏は、今回の打ち上げ失敗に「米国のイーロン・マスクたちの会社は、とにかくめちゃくちゃ失敗して、それを繰り返して、今すごい安定運用ができているわけじゃないですか。定期的に使えるというレベルまでいっている」と言い、「だから、日本も本当に宇宙(の分野)に頑張るんだったら、どうしても国の指導のもとで失敗が許されないということで、なかなか発射のタイミングとかも、どうしてもスパンが開いたりしてしまうので、民間で本当にやるんだったら、どんどん失敗を繰り返すくらいの覚悟を持っていいと思う」と自身の考えを述べた。そのうえで、「ただスペースワンに関しては、なんだかんだいっても防衛省が1番のお客様だったりもするので、本当の民間企業なのか、ベンチャーなのかっていうと、ちょっと違うのかなと思っちゃいますね」と自身の受け止めを話した。