ガーシー被告が公判でおとなしかったワケ 山口真由氏が推察「意気軒昂に反論とかしていたら…」
2024年03月14日 15:06
芸能
裁判の焦点の一つが常習性の有無で、弁護側は「常習性はない」として争う姿勢を見せていた。山口氏は「判決の内容を詳しく見たわけではないですが」と前置きしつつ、「常習性というのは、さほど争われずに認められた判例が多くて、東谷被告の場合にはYouTubeを使って繰り返し、繰り返し脅迫行為をしていたと。かつ、それがある種自分の職業になっていた部分があるわけですよね。営利につながっていたというところがあるので、常習性の認定が難しい事案ではないのではないかと思っていた」と見解を示した。
その上で、執行猶予付き判決に留まった理由を分析した。公判でのガーシー被告は一貫して反省を口にし、YouTubeでの威勢の良さは影を潜めていた。山口氏は「まったくYouTubeとは全然違う姿。憔悴しきって反省してます、反省してますと繰り返したわけですよね」とし、「あれがもしYouTubeと一緒で、意気軒昂に反論とかしていたら、完全に実刑に転ぶ可能性もあった」と解説。「反省してます、反省してますと言い続けて、何とか情状面でギリギリ執行猶予を取ろうというのが、弁護戦略だったんじゃないかなと」と、弁護側の意図を推察した。