ガーシー被告が公判でおとなしかったワケ 山口真由氏が推察「意気軒昂に反論とかしていたら…」

2024年03月14日 15:06

芸能

ガーシー被告が公判でおとなしかったワケ 山口真由氏が推察「意気軒昂に反論とかしていたら…」
山口真由氏 Photo By 提供写真
 元財務省官僚で信州大の山口真由特任教授が14日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(木曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、暴力行為法違反(常習的脅迫)など5つの罪に問われた元参院議員ガーシー(本名・東谷義和)被告(52)に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡された裁判についてコメントした。
 俳優の綾野剛らを動画投稿サイトでの暴露投稿で脅迫した罪などに問われたガーシー被告に対し、東京地裁はこの日、「自らを安全圏に起きながら誹謗中傷の波を浴びせる、卑劣かつ悪質なもの」とし、有罪判決を言い渡した。

 裁判の焦点の一つが常習性の有無で、弁護側は「常習性はない」として争う姿勢を見せていた。山口氏は「判決の内容を詳しく見たわけではないですが」と前置きしつつ、「常習性というのは、さほど争われずに認められた判例が多くて、東谷被告の場合にはYouTubeを使って繰り返し、繰り返し脅迫行為をしていたと。かつ、それがある種自分の職業になっていた部分があるわけですよね。営利につながっていたというところがあるので、常習性の認定が難しい事案ではないのではないかと思っていた」と見解を示した。

 その上で、執行猶予付き判決に留まった理由を分析した。公判でのガーシー被告は一貫して反省を口にし、YouTubeでの威勢の良さは影を潜めていた。山口氏は「まったくYouTubeとは全然違う姿。憔悴しきって反省してます、反省してますと繰り返したわけですよね」とし、「あれがもしYouTubeと一緒で、意気軒昂に反論とかしていたら、完全に実刑に転ぶ可能性もあった」と解説。「反省してます、反省してますと言い続けて、何とか情状面でギリギリ執行猶予を取ろうというのが、弁護戦略だったんじゃないかなと」と、弁護側の意図を推察した。

おすすめテーマ

2024年03月14日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム