いとうせいこう バブル期の出版界で驚きの“買い物”「アフリカ特集の精算を出した時に…」

2024年03月14日 21:24

芸能

いとうせいこう バブル期の出版界で驚きの“買い物”「アフリカ特集の精算を出した時に…」
いとうせいこう Photo By スポニチ
 小説家でタレントのいとうせいこう(62)が、14日放送のテレビ朝日系「楽しく学ぶ!世界動画ニュース&林修の今知りたいでしょ!2時間コラボSP」(後7・00)に出演し、バブル時代の出版界のエピソードを語った。
 物価高が続き、庶民の暮らしは苦しくなる一方の昨今だが、80年代半ばから90年代前半までの日本は、資産価格の高騰などによりバブル景気が発生。世の人たちは好景気に浮かれまくっており、当時を知るいとう、予備校講師の林修氏、タレント伊集院光がそれぞれの逸話を語った。

 いとうはバブル期のころ、20~30代をすごした。「出版界を象徴するトピックとしては、アフリカ特集をやったんですよ、ある雑誌が。精算を出した時に、精算書の項目が“撮影用ゾウ”って。ゾウを買っちゃった」。撮影のためだけにゾウを購入したといい、説明イラストには「撮影用ゾウ 100万円」と記されていた。

 予備校講師の林修氏は当時、銀行員。もともとベースの給料もいいだけに、浮かれているかと思いきや…。「舞い上がってた、浮かれてた、何も考えてなかった。僕はその雰囲気が嫌で辞めたんです。何でこの人たち、こんな浮かれているんだろうって」と意外な回答で驚かせた。

 伊集院は落語家として故・三遊亭円楽さんに弟子入りした後、タレントに転身した。それでもしっかり給料はあったという。「僕はそのころ、テレビに1本も出ていないんですよ。名前が世に出ていない、いわゆる地下芸人なんですよ。地下芸人の月収で20万くらいあるの。それって考えられないでしょう?」。すると、MCのバカリズムは「すごいです」と驚嘆し、「バイきんぐ」小峠英二も「20は地下じゃないですよ」と目を丸くしていた。

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