加藤雅也　国立大からモデルの道へ…亡くなった後で知った父の思い「親孝行できたなと…」

2024年03月14日 19:10

芸能

加藤雅也　国立大からモデルの道へ…亡くなった後で知った父の思い「親孝行できたなと…」 — 加藤雅也 Photo By スポニチ

　俳優の加藤雅也（60）が13日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）に出演。6年前に亡くなった父への思いを語る場面があった。

　昨年還暦を迎えた加藤は32年ぶりの同番組出演。MCの黒柳徹子から「若い頃はイケメン過ぎると言われていたけど、現在はイケオジっていうのに…」と紹介されると、「“オジ”っていうのはオジサンということなのか、おじいさんということなのか」と笑顔。

　32年ぶりの出演は“念願”だったという。「海外に行ってたり映画をやることも多かったので、なかなか母が見られる機会がないんです。“あなた、なんで徹子の部屋とか出ないの？”って言うから…母もそういうのが楽しみになる歳になってきたので、思いを叶えてあげられたらいいなと思ったら、こうやって出させていただいて。いい親孝行ができた」と話した。

　横浜国大教育学部で教師を目指していたが、誘われてモデルの仕事をスタート。大学4年生の時にはファッション誌「メンズノンノ」の初代専属モデルに採用された。大学卒業後は就職せずに本格的にモデルの道を進もうとしたが、父に反対されると考えてどう伝えるか悩んだという。

　それでも意を決して父に話すと「お前がやりたいのなら頑張ればいい。今までやってきた経験を活かして問題にぶち当たった時は、その問題を解決すればいいじゃないか」と予想外の返事が。「度量デカッって思いました」と当時を振り返った。

　父は6年前に他界。亡くなった後で、実は俳優として活躍する加藤を自慢に思っていたことを知ったという。「（地元で）“加藤雅也の父なんです”と自慢していた話を聞いて、それも父の楽しみだったんだなと。親孝行できたなと思っています」と話していた。