ガーシー被告 上下黒のスーツに黒ネクタイで判決聞き「2度とこのような事はしないと誓う」傍聴席にも一礼

2024年03月14日 17:10

芸能

ガーシー被告 上下黒のスーツに黒ネクタイで判決聞き「2度とこのような事はしないと誓う」傍聴席にも一礼
<ガーシー被告・判決>裁判を終えて東京地裁を出るガーシー被告(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 俳優らを動画投稿サイトでの暴露投稿で脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)など5つの罪に問われた元参院議員ガーシー(本名・東谷義和)被告(52)に東京地裁(佐伯恒治裁判官)は14日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
 被告は上下黒のスーツに黒ネクタイを締めて入廷。入廷時には裁判官に一礼した後、傍聴席にも頭を下げた。判決言い渡し前の意見陳述では「今もこれからも被害者に反省や謝罪の思いを持ち続け、やれることは全てやっていきたい。2度とこのような事はしないと誓う」と反省の弁を述べた。

 公判中は終始、無表情で、裁判官が判決を読み上げた際は、じっと前を見すえたまま小さくうなずいた。

 判決によると、2022年2~9月、ユーチューブなどで俳優綾野剛さん(42)ら4人を脅迫するなどし、昨年2月には綾野らの告訴状を取り下げさせようと考え、脅した。

 佐伯裁判官は判決の理由について「自らを安全圏に起きながら、不特定多数人に拡散された情報への反論の術を持たない被害者らに対して誹謗(ひぼう)中傷の波を浴びせかける犯行は卑劣かつ悪質である」と指摘。被害者らに対して、不安や恐怖などを与えただけでなく、CM出演契約の打ち切りや事業の閉鎖を余儀なくしたして「被害者らの人生そのものを脅かす犯罪であった」と非難した。

 一方で、被告が事実を認め被害者らに謝罪の意を示していることや、家族や知人が今後の監督などを約束していることを考慮し「社会内での更生の機会を与えるのが相当である」と判断。執行猶予付きの判決を下した。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年03月14日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム