ガーシー被告 上下黒のスーツに黒ネクタイで判決聞き「2度とこのような事はしないと誓う」傍聴席にも一礼
2024年03月14日 17:10
芸能
公判中は終始、無表情で、裁判官が判決を読み上げた際は、じっと前を見すえたまま小さくうなずいた。
判決によると、2022年2~9月、ユーチューブなどで俳優綾野剛さん(42)ら4人を脅迫するなどし、昨年2月には綾野らの告訴状を取り下げさせようと考え、脅した。
佐伯裁判官は判決の理由について「自らを安全圏に起きながら、不特定多数人に拡散された情報への反論の術を持たない被害者らに対して誹謗(ひぼう)中傷の波を浴びせかける犯行は卑劣かつ悪質である」と指摘。被害者らに対して、不安や恐怖などを与えただけでなく、CM出演契約の打ち切りや事業の閉鎖を余儀なくしたして「被害者らの人生そのものを脅かす犯罪であった」と非難した。
一方で、被告が事実を認め被害者らに謝罪の意を示していることや、家族や知人が今後の監督などを約束していることを考慮し「社会内での更生の機会を与えるのが相当である」と判断。執行猶予付きの判決を下した。