ガーシー被告に有罪判決 執行猶予5年に山口真由氏「ちょっとでも何かあった場合には実刑に」

2024年03月14日 14:28

芸能

ガーシー被告に有罪判決 執行猶予5年に山口真由氏「ちょっとでも何かあった場合には実刑に」
<ガーシー被告・判決>裁判を終えて笑顔で東京地裁を出るガーシー被告(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 元財務省官僚で信州大の山口真由特任教授が14日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(木曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、暴力行為法違反(常習的脅迫)など5つの罪に問われた元参院議員ガーシー(本名・東谷義和)被告(52)の裁判で、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡されたことについてコメントした。
 俳優の綾野剛らを動画投稿サイトでの暴露投稿で脅迫した罪などに問われたガーシー被告に対し、東京地裁はこの日、「自らを安全圏に起きながら誹謗中傷の波を浴びせる、卑劣かつ悪質なもの」とし、有罪判決を言い渡した。

 求刑は懲役4年。山口氏は「このケースは懲役、実刑が付くか、執行猶予になるかギリギリのケースになります」と解説した。3年以下の懲役であれば執行猶予が付くのが通例で、「4年という求刑は、3年以下じゃないと執行猶予が付かないわけだから、検察としては実刑にしてもいいんじゃないかという意思表示だと思う」と、検察側の思惑を語った。

 ガーシー被告には過去に起訴されて有罪になったことはなく、山口氏は「前科がなくて、脅迫だけで実刑が付いた例は、過去をさかのぼってあまり例がない。探してみたけど、見つけるのが難しくて、見つけられなかった」と明かした。

 そんな中での量刑について、「果たして実刑にするのか、執行猶予を付けるのか、ギリギリの判断の中で、執行猶予のMAXですね。懲役3年以下、執行猶予は1~5年ですよね。5年というMAXの執行猶予を付けて、ちょっとでも何かがあった場合には実刑になっていた判決」と解説。「5年の猶予期間に何かまた恐喝、脅迫に類する犯罪をした場合には、執行猶予が取り消されるわけですから、そういう意味ではかなり厳しい、重たい犯罪として裁判所はとらえたと思います」と、自身の見解を語った。

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