「韓国俳優の貴公子」パク・ヒョンシク 情感たっぷり…サプライズでアカペラ歌唱 7年ぶりファンミ

2024年03月14日 15:00

芸能

「韓国俳優の貴公子」パク・ヒョンシク 情感たっぷり…サプライズでアカペラ歌唱 7年ぶりファンミ
都内で7年ぶりのイベントを開いた韓国人俳優のパク・ヒョンシク Photo By 提供写真
 「韓国俳優の貴公子」の異名を持つパク・ヒョンシク(32)が10日、NHKホールで約7年ぶりのファンミーティングを開催。記事では、昼公演の様子をレポートする。
 2010年にボーイズグループZE:A(ゼア)の一員としてデビュー後、舞台、映画など多方面に活躍。ドラマ「花郎(ファラン)」(16年)では、孤独な国王役を演じ視聴者の心をつかんだ。

 兵役やコロナ禍を経てのイベントは、3階席の上部までファンが埋め尽くす熱狂ぶり。当初は夜の1公演だけの予定だったが、瞬く間になくなった様子を見て、急遽昼公演が追加された。盛り上がる客席の様子を見渡したパクは「このように大きな会場をいっぱいにしてくださり、ありがとうございます。皆さんに愛して頂いているんだと感謝しています。今後は来日する機会を増やしたい」と再会を誓った。

 ステージでは、Netflixで配信中の主演ドラマ「ドクター・スランプ」の「Lean On Me」を韓国語で、二宮和也主演で話題を集めたドラマ「マイファミリー」(TBS系)の主題歌に起用されたUruの「それを愛と呼ぶなら」を日本語で熱唱。集まったファン3500人を魅了した。

 会場では医療事故により、人生最悪のスランプに陥る天才医師役を務める大ヒット中のドラマ「ドクター・スランプ」の見所について語る場面も。「韓国ではスランプと、バーンアウト(燃え尽き)症候群がホットなテーマ」と言い「僕も共感することが多い」と何度も頷いていた。

 作品は医師として活躍する現在の姿に加え、制服姿で高校時代を演じたことも注目された。

 30歳を過ぎて制服を着用したことについては「正直いま、これを着ていいのかなと心配しました。イケるのかなって」と素直な胸の内も明かした。

 11年前にも共演経験がある女優のパク・シネは、2年ぶりのドラマ復帰作。

 互いの制服姿を見たときは「最初はすごく気まずかった…」と苦笑い。でも「少し経ったら、『すごく似合うね!』って。『僕らまだまだイケるね!』と励まし合いました」と頭をかいた。

 はにかむパクに大きな拍手が寄せられると、「思っていた以上に、高校生のシーンが多かったんですよ。僕は、ちょっとでいいと思ったのに」とさらに恥ずかしそうにしていた。

 終盤にはファンからのリクエストに応え、過去に出演したミュージカル「エリザベート」で歌った曲をアカペラで披露する、うれしいしいサプライズも。

 歌の主人公の思いをページをめくるように、情感たっぷりに歌い、ファンを釘付けに。会場からの「サランヘヨ(愛してる)」の声に、親指と人差し指を交差させる、指ハートなどで応えていた。

 ファンミーティングの様子は5月19日に、CS放送テレ朝チャンネル1で、正午から放送されることが決定している。

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