「不適切にもほどがある」朝ドラファン気づいた！ゆずる“決死”JBマント・ショー再来に爆笑「花巻さん」
2024年03月27日 11:00
芸能
俳優の阿部サダヲ（53）が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある！」（金曜後10・00）は今月22日、第9話が放送された。話題のシーンを振り返る。
＜※以下、ネタバレ有＞
宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部＆宮藤氏＆磯山晶プロデューサーが「タイガー＆ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年（昭和61年）から2024年（令和6年）にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。
第9話は「分類しなきゃダメですか？」。社内報のインタビューに応じた犬島渚（仲里依紗）。その記事を読んだ後輩・杉山ひろ美（円井わん）が、渚の発言は自分に対しての「アウティング」（本人の了解を得ることなく、性自認や性的指向を公に暴露すること）かつ「マタニティハラスメント」だと、カウンセラーの小川市郎（阿部サダヲ）に相談。市郎から事情を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけじゃないとショックを受ける。秋津真彦（磯村勇斗）は社内モニターとして登録中のマッチングアプリで証券会社勤務の矢野恭子（守屋麗奈）とマッチ。待ち合わせのため、市郎とともに喫茶「SCANDAL」へ…という展開。
渚が“杉山をいないものとして”シフトを組んだことが「プレ・マタニティハラスメント」（妊活中などに職場で受ける嫌がらせ）に該当。1カ月の休職となった。
ゴミの分別をめぐり、渚は近所の女性・並木（安藤聖）を注意し、揉め事に。「そんなだからパワハラで訴えられるんですよ」。並木の心ない一言に、犬島ゆずる（古田新太）は憤怒。ガウンを脱ぎ捨て、酸素ボンベを付けたまま「♪決めつけないで」と歌い、踊った。
ゆずるが膝をつくと、渚はガウンを掛ける。ゆずるは自ら先に救急車を呼んでおき、再びガウンを脱ぎ捨て熱唱。倒れ込んだ父に、渚が再びガウンを掛ける。救急車は早々と到着。ゆずるが乗り込み、バックドアが閉まる。しかし、犬が吠えると、ゆずるは救急車から飛び出し、三たびガウンを脱ぎ捨て、歌い、踊った。
市郎は「ジェームス・ブラウンみたいになってる。ゆずるくん、ジェームス・ブラウンになってるから」ーー。
恒例のミュージカルシーンは“決死”。ゆずるは緊急入院し、一命を取り留めた。
今回は、名作「コーラスライン」の「One」と市郎の台詞に登場したジェームス・ブラウン（JB）がモチーフとみられる。
「ミスター・ダイナマイト」「ファンキー・プレジデント」「ファンクの帝王」などの異名を持つ米ソウル歌手。「マント・ショー」と呼ばれるライブパフォーマンスが有名で、終盤、力尽きたように膝をつくと、スタッフがマントを掛けて舞台袖に連れていこうとするが、JBはマントを振り払い、再び歌い始める。今回のゆずるが、まさにそれ。
「マント・ショー」オマージュは、宮藤氏が脚本を担当した13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」第49話にも登場した。
種市（浩一）先輩（福士蒼汰）に失恋したヒロイン・天野アキ（のん）は、水温7度の海に飛び込む。祖母・天野夏（宮本信子）は、薄着で玄関に座り込むアキに上着を掛ける。しかし、アキは上着を脱ぎ捨て、立ち上がり、外へ。夏が家の中に呼び戻したが、アキは再び…。海女兼漁協の事務員・花巻珠子（伊勢志摩）は「ジェームス・ブラウンかよ！まっ、例えツッコミだ。分かる奴だけ、分かればいい」ーー。「ちなみに、これです」（語り・宮本信子）とJBのマント・ショーの写真が挿入された。
SNS上には「JBのマント・ショーのパロディーするとはw」「花巻さんの『ジェームズ・ブラウンかよ！』を思い出して、笑いが止まらない」「『あまちゃん』ファンにはうれしい限り」「宮藤さん、ホントJB好きだね」「“分かる奴だけ、分かればいい”ジェームス・ブラウンネタ！どんだけ好きなんだよ、クドカン（笑）」などの声。視聴者の爆笑も誘った。
タイムマシン運行は残り1往復分。渚を連れて昭和に向かった市郎は…。次回は15分拡大で最終回（第10話）「アップデートしなきゃダメですか？」（3月29日）が放送される。
宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部＆宮藤氏＆磯山晶プロデューサーが「タイガー＆ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年（昭和61年）から2024年（令和6年）にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。
第9話は「分類しなきゃダメですか？」。社内報のインタビューに応じた犬島渚（仲里依紗）。その記事を読んだ後輩・杉山ひろ美（円井わん）が、渚の発言は自分に対しての「アウティング」（本人の了解を得ることなく、性自認や性的指向を公に暴露すること）かつ「マタニティハラスメント」だと、カウンセラーの小川市郎（阿部サダヲ）に相談。市郎から事情を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけじゃないとショックを受ける。秋津真彦（磯村勇斗）は社内モニターとして登録中のマッチングアプリで証券会社勤務の矢野恭子（守屋麗奈）とマッチ。待ち合わせのため、市郎とともに喫茶「SCANDAL」へ…という展開。
渚が“杉山をいないものとして”シフトを組んだことが「プレ・マタニティハラスメント」（妊活中などに職場で受ける嫌がらせ）に該当。1カ月の休職となった。
ゴミの分別をめぐり、渚は近所の女性・並木（安藤聖）を注意し、揉め事に。「そんなだからパワハラで訴えられるんですよ」。並木の心ない一言に、犬島ゆずる（古田新太）は憤怒。ガウンを脱ぎ捨て、酸素ボンベを付けたまま「♪決めつけないで」と歌い、踊った。
ゆずるが膝をつくと、渚はガウンを掛ける。ゆずるは自ら先に救急車を呼んでおき、再びガウンを脱ぎ捨て熱唱。倒れ込んだ父に、渚が再びガウンを掛ける。救急車は早々と到着。ゆずるが乗り込み、バックドアが閉まる。しかし、犬が吠えると、ゆずるは救急車から飛び出し、三たびガウンを脱ぎ捨て、歌い、踊った。
市郎は「ジェームス・ブラウンみたいになってる。ゆずるくん、ジェームス・ブラウンになってるから」ーー。
恒例のミュージカルシーンは“決死”。ゆずるは緊急入院し、一命を取り留めた。
今回は、名作「コーラスライン」の「One」と市郎の台詞に登場したジェームス・ブラウン（JB）がモチーフとみられる。
「ミスター・ダイナマイト」「ファンキー・プレジデント」「ファンクの帝王」などの異名を持つ米ソウル歌手。「マント・ショー」と呼ばれるライブパフォーマンスが有名で、終盤、力尽きたように膝をつくと、スタッフがマントを掛けて舞台袖に連れていこうとするが、JBはマントを振り払い、再び歌い始める。今回のゆずるが、まさにそれ。
「マント・ショー」オマージュは、宮藤氏が脚本を担当した13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」第49話にも登場した。
種市（浩一）先輩（福士蒼汰）に失恋したヒロイン・天野アキ（のん）は、水温7度の海に飛び込む。祖母・天野夏（宮本信子）は、薄着で玄関に座り込むアキに上着を掛ける。しかし、アキは上着を脱ぎ捨て、立ち上がり、外へ。夏が家の中に呼び戻したが、アキは再び…。海女兼漁協の事務員・花巻珠子（伊勢志摩）は「ジェームス・ブラウンかよ！まっ、例えツッコミだ。分かる奴だけ、分かればいい」ーー。「ちなみに、これです」（語り・宮本信子）とJBのマント・ショーの写真が挿入された。
SNS上には「JBのマント・ショーのパロディーするとはw」「花巻さんの『ジェームズ・ブラウンかよ！』を思い出して、笑いが止まらない」「『あまちゃん』ファンにはうれしい限り」「宮藤さん、ホントJB好きだね」「“分かる奴だけ、分かればいい”ジェームス・ブラウンネタ！どんだけ好きなんだよ、クドカン（笑）」などの声。視聴者の爆笑も誘った。
タイムマシン運行は残り1往復分。渚を連れて昭和に向かった市郎は…。次回は15分拡大で最終回（第10話）「アップデートしなきゃダメですか？」（3月29日）が放送される。
