パンチ佐藤 「イチロー」誕生裏話告白「同時にドンって…」 かつての印象語る「ああ、こいつ違うって」
2024年03月27日 13:47
芸能
佐藤は89年ドラフト1位で社会人・熊谷組からオリックス入団。その2年後、ドラフト4位でイチロー氏が入団してきた。「3年一緒だね、ロッカーも隣同士で」と振り返ると、「やっぱり僕なんか小さい時から野球やってるから、ユニホームの着こなしであったり走る姿見たら“ああ、こいつ違う”って分かるよねえ」と語った。
イチローについては「僕なんかは下手くそだったけど、みんなが昼寝して、みんなが遊んでる時にこつこつ努力してプロ野球選手になったタイプだから、イチローは本当にウサギとカメで言えばウサギみたいなやつ。それが昼寝しないんだもん。そりゃあ抜かれるよ」と形容し脱帽した。「だからやっぱりすぐ追い抜かれちゃって、ここまでかなあって言うのはあったよねえ」としみじみと話した。
「イチロー」の呼び方については他球団にも鈴木姓の選手が多くいたために、当時の仰木彬監督が「これはなんかインパクトをっていうことで、鈴木一朗のイチローっていうのをねやろうとしたわけなんだけれども、実績がまだなかった彼にイチローってやっちゃうと、周りがほら、“なんだ監督イチローばっかりひいきして”ってなっちゃうから」と考えたものだと説明。
「そこで“パンチがいたじゃないか”って。オリックスに佐藤って5人いたわけ」「それでニックネーム作ろうっていうことで僕がパンチって。パンチパーマだったから。それでイチロー、パンチで売り出そうっていうのできっかけでパンチに」と打ち明けた。
「“(時期が)被ってるんですか”って言われたりするんだけど、同時にドンって出したんだけど、歴史がこうくるとさ、だんだん(自分のことは)忘れられちゃって。“当時の監督はイチローと命名した”って俺切られちゃうんだよ」と苦笑した。