鈴木おさむ氏 「おとなりさん」最終回で「最初で最後の」で締め「僕は放送作家を辞めますが…」

2024年03月27日 11:11

芸能

鈴木おさむ氏 「おとなりさん」最終回で「最初で最後の」で締め「僕は放送作家を辞めますが…」
放送作家の鈴木おさむ氏 Photo By スポニチ
 3月いっぱいで放送作家業と脚本業から引退する鈴木おさむ氏(51)が27日、水曜パーソナリティーを務める文化放送「おとなりさん」(月~金曜前8・00)に出演。金曜日の番組終了に伴い、この日が水曜日の最終回。同番組への鈴木氏の出演はラストとなった。
 オープニングではこの日発売となったSMAPをモチーフにした小説「もう明日が待っている」への思いを熱く語った鈴木氏。「やっぱり『SMAP×SMAP』って20年9カ月やってきて、最後の1年で、謝罪放送があってから、バラエティーとしてはあり得ない空気感で撮らないといけなくて、番組的には悲しい終わり方をして、『。』を付けられてない人が多い気がして。番組の終了ということに関して。ずっと『、』のまま終わっている気がして…」と吐露。「自分はずっとチーフ作家でもあったから、これをちゃんと終わらす、これを書いたことによって、ある意味、終わったと思ってもらえる人もいるんじゃないか、ようやく区切りが…。自分が少なくとも区切りが付けられたって気がするし、そう思っている人に、僕の中では『SMAP×SMAP』の最終回のつもりで書いている」と語った。

 番組でのオンエア楽曲はこれまですべて鈴木氏が選曲してきた。この日は「最初で最後のSMAP特集」として「らいおんハート」「オリジナルスマイル」「SHAKE」「夜空ノムコウ」「オレンジ」「BANG!BANG!バカンス」「世界に一つだけの花」「この瞬間、きっと夢じゃない」とSMAPの楽曲を次々とオンエア。最後にはリスナへの感謝の気持ちを込め、「ありがとう」を流した。

 「いろいろな方といろいろな話ができて楽しかった」と2年間の放送を振り返った鈴木氏。番組のエンディングでは次の番組「くにまる食堂」のパーソナリティー・野村邦丸との掛け合いも披露。エンディングでは、番組テーマ曲をバッグに番組で交通情報を伝える警視庁との“佐藤さん”の娘というリスナーからのメッセージを紹介。鈴木は「警視庁さんの皆さんとも振りとかを話し合って決めて、『おとなりさん』の色ができてきたのかなと思う。聞いていただいた皆さま、ありがとうございます。僕はいきなりコロナで休みましたけど、本当に感謝しております」と感謝。「僕は放送作家を辞めますが、そして坂口さん、本当に感謝してます」とパートナーの同局・坂口愛美アナウンサーへの感謝を口にした。

 「本当に自分の中に本当に苦手意識があったんだよね、AMに」と鈴木氏。「だけど、坂口さんに一緒に伴走してもらえたことで感謝していますし、何より坂口さんが凄い成長しましたよ。アナウンサーとしてマジで素晴らしくなったと思います。心が見えるアナウンサーは素晴らしい。本当に感謝しておりますので、これからも文化放送で素晴らしいラジオパーソナリティー、アナウンサーとして成長していくことを本当に期待しています」と絶賛した。

 鈴木氏からの絶賛の言葉に坂口アナも「ありがとうございました…」と思わず涙。鈴木氏は「あと5日、放送作家続きますが、この『おとなりさん』ができたことを誇りに思います」と番組を締めくくった。

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